story＊49 寝顔 ページ6
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う〜ん、これは仮眠か？
っていうか、人が部屋の中に入ってきたのにまだ寝てるって、ヤバくない？←
眠り浅い印象があるんだけど
いや、むしろあまり寝ない印象がある
ほとんど寝なくても大丈夫です…的な
目の下に隈がない日って、ないもんね←
で、コレ、どうしよ
一応、この前の飲み干した上等酒の代わりに持ってきたつもりだけど…
そう思いつつ、とりあえずソファーの前のテーブルに酒瓶を置いた。
コトリ…、と音がする。
でも、起きない。
疲れてるのかな…？
なんとなくその寝顔をじっと見つめる。
ベッドを共にした日も、大抵リヴァイの方が先に起きているから、あまりちゃんと寝顔を見たことがなかった。
整った顔立ちに、長い睫毛
寝てる時は眉間の皺ないんだ…←
いつもは険しい顔して睨めつけられることが多いけど、寝顔だけを見ているとなんだか可愛く思えてくる
だけど、
きっといろんなことを背負い込んでる
表には出さないけれど
地下街から出てきて、兵士長という異例の役職につき、人類最強として英雄の名を課され…
本人は望まないとしても、必然的にその存在は人類の希望となりつつある
調査兵団の兵士達にとってもそうだ
いつの間にかリヴァイの存在は、兵士達の憧れの対象となっている
それはおのずと兵士の士気の向上にもつながっていて…
そんなヤツに惹かれないわけがない
きっと自分が一番わかっている
だけど、だからこそストップがかかる
無意識の内に……
そう言いながらも、時折見せるコイツの優しさに甘えて、何度も肌を重ねている自分はこの上なく強欲でわがままだ
そんな私を、リヴァイはどう思っているのだろうか…？
いやいや考えるな、と小さく首を振る。
今日のところは退散するか…
そう思って、踵を返そうとした―――が。
キス…しても、起きないかな…？
ちょっとした、いたずら気分
いつも気まぐれなコイツの言いなりになってるんだから、たまにはいいよね←
リヴァイが寝ているソファーに手をついて、ゆっくりと顔を近づける。
そして、そっとその唇に小さなキスを落とす。
軽く触れ合う唇と唇
それはいつだって、甘くて少し切ない味…
わずかに唇を離し、閉じていた瞳をゆっくりと開いた。
すると、何故か閉じているはずのリヴァイの瞳と目がバチリと合う。
…………え？
「…何、生ぬるいキスしてんだ。テメェはガキか？」
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ああ - 続きがめっちゃ気になります！ (9月12日 17時) (
レス) id: 951a2a07c6 (このIDを非表示/違反報告)
ああ - 更新待ってるよ〜 (9月12日 17時) (レス) @page39 id: 951a2a07c6 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - いつまで待ってるよさん» コメントありがとうございます！更新待ってくださってるということでしょうか。ありがとうございます（泣）。続きもう少しで更新できそうです。頑張ります！ (2021年4月19日 23時) (レス) id: d224b33113 (このIDを非表示/違反報告)
いつまで待ってるよ - みゃー (2021年4月13日 16時) (レス) id: 96589efb3e (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - ミカサさん» コメントありがとうございます！更新お待たせしてすみません！待っていただきありがとうございます！ (2021年3月21日 22時) (レス) id: d224b33113 (このIDを非表示/違反報告)
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