#05 ネタ回 ページ5
やっちゃった……
当初の予定では
やるつもりなんてなかったんだけども、
止まった蚊を叩かずには居られないような
そんな心境だったから
と抜け人の大罪人たちもこんな言い訳で
「はい、そうですか、仕方ないですね」で
済まして来たのだろうか。
いや、まて
まだ死んでしまったと言う確証は無い
まず、落ち着こう
そして、落ち着いたら腕に手を当てて脈が打たれてるかを……確認する
きっと「ドクンっ」と人らしい音を奏でる筈だ。
死体A「……」
星蘭「(……いや、しんでんじゃーん……ってかこの物語の登場欄死体表記されてんじゃーん……あ、皆様はじめまして……どうも、あなたです〜!いや、死んでんじゃーん)」
めっちゃ周り見てくるし
なんなら医療忍者なのかピンクの髪の毛の人は
腕まくりし始めたし……もう無理だ
そう、思った時だった
ススゥー……
死体が砂と化し溶けたのだ
サクラ「え?」
星蘭「良かった……」
ナルト「全然良くないってばよ」
ヤマト「そうだね」
サイ「まだ、近くに術者がいるか確認してきます」
ヤマト「あぁ、頼む」
急に団結し始めた御一行さま。
こういうのなんだっけ……
ビジネスパートナー?
いや、集団だから違うか。
呉越同舟……だっけ?
ん、まぁいいか…。
どちらかと言うと個人的にはこの人たちを倒して盗賊さん達にはまだ生きてるのであれば頑張ってあの村を焼くか沈めるかして潰して欲しいのが希望ではある
じゃぁ、なんでやっちゃったのか?
そりゃ
星蘭「相手も傀儡使いか転生使いかな……燃えますね」
自分の中の鎖がひとつ、ふたつとちぎれて行く
足でまといは元からいないに限る。
そして……いま
ピインッ
と張った糸に人がかかった。
もちろん、彼らには教えてあげない。
彼らが敵になるかもしれないし
餌をあげる前に自分が食べてしまうかもしれないから。
ヤマト「サイ遅いな……」
星蘭「む……」
星蘭は引っかかったと思われる糸をコソコソと引き上げる
サイ「うわぁわ」
ナルト「サイの声だってばよ!いくぞ」
星蘭「(ボソッ)違う魚だったんかい……」
ナルト「何か言ったか?」
星蘭「なにもないですよ」
心底、人が多いのはめんどくさいなと思った星蘭であった
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作者名:酔魔 | 作成日時:2022年10月26日 0時