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別れて捜索するにあたって
最初、ナルトがふと思ったのは……
ナルト「まず、どこを探せばいいのか何も分からないってばよ」
ただ、勘の示す方へ向かって行った。
するとガサゴソと何かの音が次第に大きくなる場所を見つけた。
盗賊「何者だ!」
探していた人とは違うみたいだけど
その人たちも誰かを探してる様だった。
大事になるとヤマト隊長に怒られてしまう
怒られてしまうとカカシ先生に伝わり修行をつけて貰えなくなる所まで脳内で計算できたナルトはそそくさと逃げた訳だ。
そして当たり前のように
ナルト「ここ……どこだってばよ」
迷子になった
よく考えたらバラけて捜索するのは向いてなかったのでは?と思いつつもひとり根を上げることも嫌なのでトボトボと前へ前へと足を進めた
すると湖のほとりのような場に同い歳くらいの女の子が先客でいた。
少し変わったオーラを纏い少し近づき難い感じではあったが
間違えないとナルトの中では確信があった。
何故ならば……
過去に会ってきた巫女のような女は気が強かった
それはもう……隠しきれない強気があった。
今目の前にいる彼女はそこ子達と同じ何かを纏っていた。
気がつけば話をかけ木に縛り付けられていた訳ではあるが…
星蘭「どうせ居場所なんて無いのだから
帰っても意味ないのよ。物として必要価値があるからって帰るわけないじゃない。あんな人達食べられてしまえばいいんだ……」
そこにはどこか見覚えのある寂しそうな顔が映っていた。
星蘭「あなたも食べてしまいたいけど……私を見逃して頂けるのであれば何もしませんよ」
そう言う彼女の目はどこか遠くを見ていた
何かを訴える目
ナルト「お前ってば何がしたいんだってばよ…」
星蘭「……あなたみたいな子供には分からない事ですよ」
突き放されたような言葉にナルトは苛立ったのか
それは子供のように騒いだ。
するとガサゴソと班のみんなが集まり集合した。
サクラ「ちょっと、ナルト!見つけたなら早く印あげなさいよ!手間取っちゃったじゃない!」
サイ「でも……声が聞こえたから来てみたけどお邪魔だったかな」
ヤマト「そうだね……お邪魔かな」
ヤマト隊長は印を結び木遁術を行使した。
先程のナルトをつけて隠れていたもの達がいたのだ。
それには星蘭も気づいおり、
瞬きをする一瞬の事だった。
ヤマト隊長が彼らを木遁で足止めをするその僅かな時間で
彼らは倒れ込んでいた
それにも一同は驚きを隠せず
現場を2度見した
星蘭「……おまえがやったのか?……とでも言いそうなお顔してますね…。」
彼女は彼らの首を躊躇なく切ったのだ
まるで紙切れを切るかのようにいとも簡単に。
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作者名:酔魔 | 作成日時:2022年10月26日 0時