日常。

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翌日は時間の使い方が問題だった。
何せ、楽しみすぎて早く起きちゃったから、時間がありあまってるの。

もうとにかく、時計が進むのが遅いっ！

塾が始まるのは午後からだし、こんなことだったらいっそ寝坊でもして時間を少しでもつぶせてたら良かったのに。

しかたなく宿題や予習復習をしていたんだけど、イライラするくらい時計は進まず、、塾へ向かう頃にはすっかり疲れきってしまっていた。

ああ･･･授業さえもまだ始まっていないのに･･。





塾の授業もＫＺの集合が気になって5分おきに時計をちらちら見るような受け方をしてしまっていた。

まあ科目は国語だからそこまで成績に影響は出ないと思う・・たぶん。


そして待ちに待った号令とともに事件ノートをひっつかんで私はカフェテリアへと全力ダッシュ！


・・・はあはあと息切れになりながら階段を上りきる。

シースルーのドアを押すと、隅の方の目立たないテーブルに皆が座っているのが見えて、口がほころんだ。

･･忍はいないけど、何かあったのかな？

そんなことを考えながら皆の元へ向かうと、一番最初に翼が私に気づいてくれた。

「アーヤ」

にっこり笑いながら横のいすをひいてくれる。

少し照れながらそのいすに座ると、皆が次々と声をかけてくれた。

「お、アーヤ！」
「やあ、ひさしぶり」
「3ヶ月ぶりくらいだよね」
「最近集合無かったもんな」

当たり前のように皆がそろっていて、声をかけてくれる事に心がジンワリと暖かくなった。

「ん、皆久しぶり。」
私がそう返す。




「んじゃ、全員そろったようなので、会議を始める」

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