瓜江久生には姉がいるようです 2

フラワーホール ページ11

貴「滝澤 休まないの？」

滝澤はオカマが来て以来 ずっと暁のそばにいる

滝「・・・・コイツもお前も什造も俺を抜かしていったな」

滝澤は俯きながら喋り出した

滝「羨ましかった・・・お前らは化け物じみてて 俺なんかよりよっぽど強かった」

私は化け物だけどな

滝「流島でコイツは俺を庇ったんだ・・・俺なんかを庇わなければこんなにならなかったのによ」

貴「・・暁は滝澤が護りたかったからそうした だから滝澤が責任を感じる必要ないんじゃない？少なくとも私はそう思う」

滝澤は私をみる

"大丈夫"

その言葉はなぜか言えなかった

貴「・・コーヒーでも淹れようか」

滝「・・・」

私は部屋を出た

廊下にはちょうどカネキが居た

貴「おかえり」

金「ただいま・・アキラさんは・・・」

貴「相変わらずだよ」

カネキは「そっか」と 言って俯いた

貴「ちょっとは笑ってよ・・みんなそんな顔してて嫌・・・」

私はカネキのほっぺをつまんだ

金「Aふぁん・・？」

貴「なんてね・・・コーヒーいる？」

金「うん もらおうかな」









貴「すご・・ぴったり」

月「それはよかった」

私達は次の作戦で使う白スーツを着ていた

結構動きやすい・・

ナ「土村ァ！スーツのデンザイがなんかちげぇぞ なんでこんとこに穴があんだよ！」

月「フラワーホールがあると色々勝手が良いだろう？胸元を花で飾ることも出来る」

ナ「んなもん頭にでも刺してやがれ！」

と、ナキは美食家の頭にバラを刺した

私は思わずふきだしてしまう

美食家は私のほうをみる

貴「に、似合ってますよ・・」

美食家は「そうかな？」と言ってなぜかポーズをとる

月「ところで君はいつ僕の名前を覚えるのかな？」

ナ「山村だろ？」

貴「違うよ 山月さんだよ」

月「惜しいっ！」

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