【うらたぬき】教えてください

45 せっかくやったのに ページ45

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『…え？』


「お前のその性格のことだからさ、悩んでるんじゃないの？

さっきだって 辛そうな顔してた」


うらたくんはどこまでも、私の思っていることをさらりと言い当ててしまう。


私がうらたくんのことが好きだってことも、いつかは見透かしたようにバレてしまうんじゃないだろうか。


『なんでそんなこと わかるの…？』


「伊達に20年間も お前とつるんできた訳じゃないからな。

大概のことはわかる」


『ま、まじか…』


前言撤回。いつかはっていうか、バレるのも時間の問題なのでは…!?


「てな訳で、困ったらウチ来いよー」


『え、電話じゃダメなの？』


「すぐ隣なんだから つべこべ言わずに来ること！これ決定！」


そう言って、うらたくんは部屋に戻って ピシャリと窓を閉めてしまった。


『えぇ…私だって いつでも家にいるわけじゃないのに…』


かくして、私はなぜか、自分の好きな人本人に恋愛相談をする…という、自分でもよくわからないことをしなければならなくなった。


これ、距離を置くどころか ある意味近づいてしまったのではないでしょうか…。







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私情を挟んでしまってすみません。

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にゃんにゃんにゃんですね！ぬこ！ぬこ!!

本当にありがとうございます…！

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