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おはよう ページ8
「孫ができた」
そう言って5人の暴れる青年達と眠る1人の少女を連れて、ハンター協会会長であるアイザック=ネテロは飛行船に乗り込んできた。
そのときの部下達の心情は一言で言えば混乱だろう。
ビ「か、会長！さ、さすがに誘拐は！」
ネ「アホか。誘拐じゃないわい！…たぶん」
？「んんぅ…うるさい…」
零「星楽‼」
黒髪の青年の腕に抱かれていた少女が目を覚ます。
貴「？どうしたの零にぃ？泣きそうな顔してるよ？っちょっぐるしっ‼」
何も言わずただただ愛しい妹分を抱きしめる。
渉「やっと目覚めてくれましたね、お姫様。
貴方が目覚めないせいで魔王様は随分と機嫌が悪かったんですから」
夏「ほんト。あんまり心配かけないでヨ」
宗「どこか痛いところはあるかい？星楽」
奏「ふふふ♪よかったです」
零「はぁ…っとに心配させんじゃねぇよ…この寝坊助…」
安心からか黒髪の青年はヘナヘナと床に座り込む
よほどあの少女が大切なのだろう。
そしてきっと、それは他の4人の青年達にも同じこと。
貴「えへへ、おはよう」
そう言って微笑んだ少女に青年達も笑顔を向ける
ネテロはそんな6人をただ黙って見ていた
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作者名：バレーノ | 作成日時：2018年11月4日 14時
