【黒バス】デブでブスでぶりっ子な転校生は、完璧天才美少女で世界一の財閥の娘だった?!Part２ (ページ1)

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～翌日～

ピピピッピピピッ

僕は、脇に挟んでいた"何か"を桜木に渡した

桜「39.5……今日は学校を休んだ方が良いかと……。と言うか、休んでください。」

そう、僕が脇に挟んでいた"何か"とは体温計の事

39.5度……結構熱あるな

そういえば、何故か頭がフラフラする

僕は、桜木に力無く

貴「そんな事言われなくとも休むから。」

と返した

すると桜木は、僕をからかう様に

桜「あれ？いつもと違って素直ですね？」

と言った

いつもと違って………？

貴「僕は、何時も素直で純粋な心を持っているぞ！」←

…………だぶん←

桜「私には、腹黒さとケチさしか無く、何時も嘘をつく人にしか思えません。A様の様な人を素直で純粋な心を持っている人と言うのならば、この地球にいる全ての人々が素直で純粋な心を持っている人になってしまいますが？」

何て長い台詞を……←

全然聞いてなかったよ←

まぁ、何だ、要するに、

貴「僕は、世界一素直で純粋な心を持っている人だと？」

桜「いや、逆ですよ。逆。A様が世界一素直で純粋な心を持っていない人だと言っているんですよ」

へー……そーいうんだー……←

貴「桜木。罰ゲームだ。買い出し言ってこい」

僕がそんな事を言うと、桜木が怪訝そうな顔をした

まるで、何故私が行かなければならないのか、と言っているかの様だ

貴「僕を馬鹿にした罰。」

桜「何故そんな理由で買い出しに行かなければならないんですか。やはり、A様は酷い人間ですね」

イラッッ←

貴「ご主人様に毎回買い出しに行かせる使用人に言われたかねーよ！！」

そうなんです！

この使用人、僕の使用人の癖して僕に買い出しに行って来いって命令をするんです！

今日は僕が風邪を引いているから買い出しに行く事は出来ないし、使用人の桜木が行くべきなんだ

桜「でも、私が外に出るとイケメン過ぎて女の子があつm((貴「ナルシストどっか行け。っつー事で、桜木。行ってこーい。」冗談ですよ。仕方ありませんね。私が行って来ますよ」

いや、何で僕が仕方ありませんねって言われなきゃならないんだよ

意味分からんわ

桜「では、行って来ますね」

桜木はそう言うと、僕の部屋を出て行き、しばらくした後玄関のドアが閉まる音が聞こえた

貴「ふぅーー…………

……寝るか」

僕はゆっくりと目を閉じた