凛月くんの風邪【5】 ページ32
｢すみません、遅くなりました｣
あれから凛月に｢だぁめ！｣｢やぁだ！｣｢りっちゃんも保育園行くの！｣と言われて足やら手やらを掴まれて保育園へのお迎えを妨害されたのでだいたお予定よりも15分遅れ。先に司のクラスへのお迎えに行く。
｢お帰りなさい！司くん、ママ来たよ〜｣
｢ママゆっくりさんだね｣
｢ごめんごめん。遅くなっちゃったね。先生にさよならして｣
｢はぁい、先生さようなら｣
｢さようなら。また明日ね！｣
次は零の部屋にお迎え…零寝てるかな？起きてたら絶対機嫌悪いよ、遅れたから
｢すみません、遅くなりました｣
｢おかえりなさい！零くん、ママ来たよ。零くん〜｣
やっぱりね…拗ねて向こう向いてる…
｢零、遅くなっちゃってごめんね｣
｢零くん、ママと一緒にお家帰るよ〜｣
先生が零と手を繋いで連れてきてくれた。本当にありがとうございます…
｢はい、零くんまた明日ね｣
｢やぁだ！｣
｢零くん、ママはまだかな〜って言ってたじゃん！ママ来てくれたよ〜｣
｢零、お家帰ろ｣
｢やなの！帰らない！｣
｢ううん、零くんはお家帰るの。お泊まりしないよ｣
｢やぁだ！｣
｢零くん。保育園にお泊まりは別に良いけど、先生は帰るよ｣
｢園長先生とか居るもん！｣
｢お昼は居るけど、園長先生もお家に帰るよ。一人でお泊まりしたい？｣
｢やぁだ！｣
｢じゃあママと一緒に帰るよ〜｣
｢やぁだ…｣
ここまで拒否されると流石に凹むよね…
｢零くん、お泊まりかお家に帰るのどっちが良い？｣
｢お家帰る…｣
｢よし帰ろ！また明日！｣
｢明日…｣
｢ありがとうございました｣
車に乗せた後、零にはかなり｢遅すぎ｣と言われた。俺が遅くなった原因って、零の弟のりっちゃんなんだよね…
｢はい、着いたよ｣
｢やっとじゃな｣
｢うん、零が帰らないって言わなきゃもっと早かったんじゃないの？｣
｢だってママが悪いんじゃからしょうがないじゃろ？｣
｢うん、そうだね。ごめん｣
零はよく図星をついてくるんだよねぇ…
｢ただいま、遅くなってごめん｣
｢あ、おかえり〜｣
｢たーいま｣
｢ただいま｣
｢うん、ツカサもレイもおかえり！｣
｢あれ、凛月は？｣
あれだけ駄々をこねたのに声も聞こえないし見当たらない
｢リッツは子供部屋で寝させてる。熱は下がってきてるし、もうちょいで保育園行けると思うぞ！｣
｢そっか。ありがとね｣
次の日、凛月の風邪が移ったのか俺が軽い風邪を引きました…ちょ〜うざぁい…
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ゆっきー(プロフ) - Whitemoonさん» 初めまして。リクエストありがとうございます。今、これの続編を作っているので、そちらでも大丈夫でしょうか？ (2017年9月10日 6時) (
レス) id: 40fbdd70d9 (このIDを非表示/違反報告)
Whitemoon - 初めまして、リクエストをしてもよろしいでしょうか？泉が風邪をひいてしまって子供達3人が看病を頑張るというのをお願いしても大丈夫ですか？ (2017年9月8日 21時) (レス) id: 42103c58c4 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨコ(プロフ) - ゆっきーさん» 全然大丈夫です！楽しみにしてますね♪ (2017年8月20日 16時) (レス) id: 984da8bb70 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - ヒヨコさん» リクエストありがとうございます！3人一緒で初めてのお使いでも大丈夫ですか？ (2017年8月20日 15時) (レス) id: 40fbdd70d9 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨコ(プロフ) - 子供の中の誰でもいいんですが、初めてのお使い？のお話を書いていただけませんか？はじめてのお使い番組に泉が呼ばれて、みたいな！ (2017年8月20日 14時) (レス) id: 984da8bb70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆっきー | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/Yuki_write
作成日時：2017年5月22日 20時
