番外編 +お兄ちゃん ページ36
キラキラした目で私をみつめる涼太君とさつきちゃんと敦君。驚いた顔で見つめる大輝君と真太郎君とテツヤ君。目を細め、私を見ている赤司君。
「い、言いましたよ!?////」
黄「いやぁ〜…まさか本当に言うとは思ってなかったッス…」
桃「私も…」
何を言ったかといいますと、事の発端は1時間程前に遡ります。
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「「「王様ゲーム―――!?」」」
桃「そうー♡やりたかったんだ♪」
部活前の時間。さつきちゃんが言い出しました。
"王様ゲーム、しよう!!!!"
今、一週間は3年生が進路相談で三者面談があり、他の学年も午前授業で終わるのです。
しかし部活をやっていいかと言うとそうでもなく、三者面談が終わるまで部活動は始めてはいけないのです。なので皆、十分に時間がありますから一つ返事で王様ゲームをすることに。
「王様だーれだ!!」
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何回か、
「テストの点数発表」とか「腕立て50回」とかを繰り返し、最後の王様決め。
「王様だーれだ!!」
私が引いたのは2番。
............誰も。王様だと名乗らない........。
黄「Aっちー。何番ッスか?」ボソッ
隣に居た涼太君が私が引いた棒を覗きこんできました。
隠しましたが時既に遅く。バッチリ涼太君は覗いていきました。
黄「はーい!俺が王様ッス!!」
うっわぁぁぁ…嫌な予感しかしないです…。
黄「2番が4番に『お兄ちゃん』と言うッス!!」
....................。
「涼太君!!!さっき見ましたよね!?私見てましたよ!赤司君の隣に座っている大輝君も赤司君の棒を覗いていたことを!!」
その他涼太君と大輝君がコソコソと話していたことも!!
黄「まぁまぁ、Aっち。王様が命令したんスから従わなきゃダメッスよ―?」
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「お兄ちゃん」ボソッ
そして冒頭部分に戻るわけです。(冒頭に戻るまでが長いですねw)
桃「かわいーよーAちゃん!!」ゴンっ
今回もまたさつきちゃんが飛びついてきて勢いで倒れてガツンッ!!
床に頭をガツンと… 泣泣
…あれ?これ、前にもあったなw
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それからというもの、たまに赤司君から
「お兄ちゃん」
と、呼ぶよう、命令されるのでした。
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黒バスラブ - 紫原が何々っちってつけてるだと~~!! (2018年1月7日 20時) (レス) id: 6ad6e8d7ed (このIDを非表示/違反報告)
千尋 - バスで読書ができる赤司君と緑間君に憧れる(震え声) (2014年11月2日 17時) (レス) id: 08a31f9d27 (このIDを非表示/違反報告)
マカロン - 赤司様が兄なんて、幸せ (2014年3月12日 17時) (レス) id: 576a9ea224 (このIDを非表示/違反報告)
樅 - 面白いですっ♪( ´▽`)赤司君が兄なんて…いいですね♪( ´▽`) (2013年11月26日 20時) (レス) id: 2c854bdf19 (このIDを非表示/違反報告)
ジャングルフィッシュ - 続きまだですか? (2013年11月24日 20時) (レス) id: b5e349b1b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:嘘つきウサギ | 作成日時:2013年8月25日 22時