221話 懐かしの元自隊 ページ40
『樹、懐かしいね。』
「そうですね。隊長」
私は昔の自隊である〈十〉と書かれた扉を見つめる
本当に懐かしい...。まさか、またここにくることができるだなんて今まで思ってもみなかった
思い返せば本当に辛い100年でもあり、幸せな100年でもあった気がする....
「隊長？」
『行こっか』
私は門の前にいた隊士に声をかけて扉を開けてもらい中に入る
樹を迎えに行く時には中庭しか見てなかったから中庭以外のところを見るのは本当に久しぶりで、障子とかが少し新しくなっていたりするくらいで100年前とほぼ変わっていない元自隊にまた懐かしさを感じる
私と樹は執務室の前に着き扉をノックすると中から「入っていい」という声が聞こえたのでガラッと扉を開ける
「！？お前は....」
私が入ってきた事に驚く白銀の髪をした日番谷隊長
おそらく樹の霊圧を見つけて普通に入れたところに私がいるもんだから驚いているのだろう
『こんにちは日番谷隊長』
「何しにきたんだ」
私のことを警戒しているのか日番谷隊長は私を少し睨みながら見てくる
確かに昨日今日で復帰した隊長だから警戒するのもわかるけど、一応私はここの隊長だったしほぼ初対面に対してこの態度は少し気にくわない
『昨日、市丸ギンを私の隊に引き入れました。ギンを引き入れることができたのは十番隊副隊長さんのおかげですのでお礼をしに参りました』
日「....副隊長は今、席を外していてここにはいない。お礼の件は俺から...」
？「隊長ー戻りましたよー」
その声と同時に私たちの後ろの扉がバンっと音を立てて開けられ、そこから美人という言葉が似合う女性が入ってきた
？「あらー樹じゃない。久しぶり！」
樹「乱菊さん。お久しぶりです」
その女性は樹に抱きつくが樹は冷静な態度で返す
？「あれ？その方は確か....」
日「あぁ。その人がお前にお礼を言いたいらしい」
女性が樹を離し私を見つめていると横から日番谷隊長が説明をしてくる
この日番谷隊長は人を睨むはその人呼ばわりするわでなんか腹が立ってくるような、ないような....
ひよ里だったら確実に殴ってるだろうなとか考えながら私も女性の方を見る
？「私にですか？」
『ええ。ギンを私の隊に引き入れることができたのはあなたがギンの判決を伸ばしてくれたおかげだから』
？「えっ！ギンが西園寺隊長の隊に入るんですか？！」
女性はギンが私の隊に入ることに驚くが私はこの女性が私の旧姓を知っていることに驚いた
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あすな(プロフ) - 悠月さんありがとうございます！頑張ります (2020年5月13日 23時) (
レス) id: b2fa0aee84 (このIDを非表示/違反報告)
悠月(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！！ (2020年5月13日 23時) (レス) id: 96d594e2d8 (このIDを非表示/違反報告)
あすな(プロフ) - コメントありがとうございます！現在少しスランプにハマっていて更新ペースが前よりも亀更新で申し訳ありません。他の隊長格との話も頑張って書いていきます。 (2020年3月22日 19時) (レス) id: b12de1da1e (このIDを非表示/違反報告)
銀髪ピアス☆エクスタにゃんこ(プロフ) - 隠す姿から最後まで読まして頂いております！もしよろしければ、朽木白哉さんとの再会などのエピソード等もリクエストとして案に入れて頂けたら嬉しく思います！作者様のペースでゆっくりでもこれからも更新して頂けたら嬉しいです！続きも楽しみにしています！ (2020年3月22日 4時) (レス) id: e3cd7b0c38 (このIDを非表示/違反報告)
名無し18598号(プロフ) - 出来たらで良いですよ (2019年7月8日 7時) (レス) id: 2a8ce02be3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あすな | 作成日時：2019年5月12日 19時
