211話 大先輩 ページ30
『ありがとうございます京楽隊長』
「相変わらずAちゃんは綺麗だねぇ」
『あっありがとうございまっ！』
私と京楽隊長が喋っていると急に真子に抱き寄せられ急な出来事に頭が追いつかない
一体なんで私は真子に急に抱き寄せられているのだろう
「京楽さん、Aは俺のや」
「平子くんも相変わらずだね」
敵意むき出しの真子に対してまるで久しぶりのオモチャにあったかのように面白がる京楽隊長
「久しぶりだな西園寺隊長...いや平子隊長だったかな？」
『浮竹隊長！』
ニコニコと微笑みながらこちらに近づく浮竹隊長も100年前と変わってない
そして浮竹隊長....どさくさに紛れておちょくらないでください
「みんな戻って来てくれて嬉しいよ」
『リサは空鶴さんの所にお世話になるらしいですよ』
京楽隊長はいつも自分が本当に思っている事を隠す
今だって私達が帰って来てくれるのは嬉しいかもしれないけど本当はリサがいない事に寂しいと思ってるしどこにいるか知りたいくせに
「....流石だねAちゃん」
京楽隊長は一瞬目を見開き驚いていたがすぐにいつもの顔に戻り傘を被り直す
リサに直接帰って来てほしいって言えばいいものの本当この人は素直じゃないんだから
浮「それにしても特殊部隊ってどんな感じなんだ？」
『んー私にもよくわからなくて...』
何をすればいいのかよくわかってないし、どういう立場なのかもよくわからない
本当に何もかもが1からで私も困り果てている所...
「Aちゃんの好きにしたらいいんじゃないかな。特殊部隊がどういう隊になるのとかさ、全部Aちゃんが決めたり作ったりしたらいいんだと思うよ」
『京楽隊長...』
「まぁAちゃん次第って事さ」
京楽隊長はニコッと微笑んで私を安心させようとしてくれる
こういう所は長年隊長やってきたからこその言葉の選び方なのかのと感じる
私次第...か。
私次第で隊が決まると思うと不安だけどそれ以上に面白いと思ってる自分がいる
『私...頑張ります！』
ニコッと笑い京楽隊長を見ていると真子にグイッと引っ張られ真子の左手が私の腰を固定し右手で顎をクイっとあげられる
『真子っ//』
「俺以外の奴にそないかわええ笑顔見せんなや」
私を射抜くような真剣な目で私を見る真子にまたドキッとする
真子の言葉でこんなにも嬉しい気持ちになる私はやっぱり変なのだろうか...
嬉しさのあまり私は真子のネクタイを引っ張り自分からキスをしたのだった
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あすな(プロフ) - 悠月さんありがとうございます！頑張ります (2020年5月13日 23時) (
レス) id: b2fa0aee84 (このIDを非表示/違反報告)
悠月(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！！ (2020年5月13日 23時) (レス) id: 96d594e2d8 (このIDを非表示/違反報告)
あすな(プロフ) - コメントありがとうございます！現在少しスランプにハマっていて更新ペースが前よりも亀更新で申し訳ありません。他の隊長格との話も頑張って書いていきます。 (2020年3月22日 19時) (レス) id: b12de1da1e (このIDを非表示/違反報告)
銀髪ピアス☆エクスタにゃんこ(プロフ) - 隠す姿から最後まで読まして頂いております！もしよろしければ、朽木白哉さんとの再会などのエピソード等もリクエストとして案に入れて頂けたら嬉しく思います！作者様のペースでゆっくりでもこれからも更新して頂けたら嬉しいです！続きも楽しみにしています！ (2020年3月22日 4時) (レス) id: e3cd7b0c38 (このIDを非表示/違反報告)
名無し18598号(プロフ) - 出来たらで良いですよ (2019年7月8日 7時) (レス) id: 2a8ce02be3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あすな | 作成日時：2019年5月12日 19時
