210話 2回目の就任式 ページ29
『んっ.....』
目を開け体を少し起こすとそこには太陽の光に照らされる５番隊隊主室があった
この部屋は100年前、私と真子の部屋だった
部屋の構造とか太陽の光の入り方とかが昔のままで....だけど私達の私物が少ないことで少し前までは私達の部屋ではなかったことを物語っている
真子は私が起きたことに気づいたのか目を開けずに私のお腹に両腕を巻きつけてくる
「A....どこにも行かんと俺のそばにおってや....」
少し寝ぼけながらも私のことを求める言葉を呟く真子にキュンっとくる
私は今すぐガバッと抱き締めたいと言う願望を抑えて起こした体をもう一度倒し真子の胸に頭を埋める
『行かないよ....私は真子のものだから』
「愛してるでA」
『私も愛してる』
布団の中でクスクスと一緒に笑いながら抱き締めあう今日の朝はいつも通り明るくて眩しい
___今日からまた私達の新しい日常が始まる
ー
着替えが終わった私と真子は一番隊に向かっている途中
久しぶりに着る死覇装は今まで着ていた洋服よりも重たく感じすぐに肩が凝ってしまうがこれからある式典の事を考えると少し我慢しようとも思える
そう今日は私達の2回目の就任式
私と真子が一番隊に着いた時には昨日のようにみんなが待っていて早く来いと急かす
私と真子は手を繋ぎみんなと廊下を歩いて隊主会が行われる部屋の前まで行くと「入って良い」と総隊長の声が聞こえる
拳「開けるぞ」
拳西の声に頷き目の前の扉が開かれるのをじっと見つめる
扉が開かれるとそこには隊長格が全員並んで待っていた
が、私達の事を見るなり何人かが声を上げずに驚く
まあ向こうからしたらなんで私達「仮面の軍勢がここにいるんだ」と思う人がいてもおかしくない
というか総隊長のことだからまだ私達が元隊長格である事を言っていないのだろう
「こやつら5人は100年前この護廷十三隊の隊長格だった者達じゃ」
その総隊長の言葉を聞きさっき驚いた人達がまた驚く
やっぱり総隊長言ってなかったんだ。
「そこでこの5人には各隊に再就任してもらう
三番隊隊長 鳳橋楼十郎
五番隊隊長 平子真子
九番隊隊長 六車拳西
九番隊所属 久南白
そして新しく設立する特殊部隊隊長に平子A
以上じゃ」
「異論があるものはいるか？」と威圧する総隊長
皆総隊長には異論せず私達5人は各隊に配属となった
隊主会が終わり私達が戻ろうとしていると
「再就任おめでとう」
その言葉を聞き後ろを見ると京楽隊長がいた
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あすな(プロフ) - 悠月さんありがとうございます！頑張ります (2020年5月13日 23時) (
レス) id: b2fa0aee84 (このIDを非表示/違反報告)
悠月(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！！ (2020年5月13日 23時) (レス) id: 96d594e2d8 (このIDを非表示/違反報告)
あすな(プロフ) - コメントありがとうございます！現在少しスランプにハマっていて更新ペースが前よりも亀更新で申し訳ありません。他の隊長格との話も頑張って書いていきます。 (2020年3月22日 19時) (レス) id: b12de1da1e (このIDを非表示/違反報告)
銀髪ピアス☆エクスタにゃんこ(プロフ) - 隠す姿から最後まで読まして頂いております！もしよろしければ、朽木白哉さんとの再会などのエピソード等もリクエストとして案に入れて頂けたら嬉しく思います！作者様のペースでゆっくりでもこれからも更新して頂けたら嬉しいです！続きも楽しみにしています！ (2020年3月22日 4時) (レス) id: e3cd7b0c38 (このIDを非表示/違反報告)
名無し18598号(プロフ) - 出来たらで良いですよ (2019年7月8日 7時) (レス) id: 2a8ce02be3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あすな | 作成日時：2019年5月12日 19時
