209話 その場しのぎにはご注意を ページ28
『提案？』
総「そうじゃ。お主のような力を持つ者が隊士では宝の持ち腐れじゃ、そこでお主には特殊部隊の隊長をしてもらいたい」
『特殊部隊ですか？』
総「うむ。隊員や隊花、隊の名前も全てお主が決めて良い」
『えっ！？』
そっそんな簡単に隊を作って、しかも隊員とかも全部私が決めていい？！
恐れ多いけどそんな大役みたいなの本当に私でいいのかな...でもやるのなら副隊長は..
『総隊長、隊員は誰を誘っても良いのですか？』
総「うむ。隊長格を誘っても良い」
総隊長は私の考えを見透かしたように私を見る
私的には彼しか私の副隊長はできないと思うからよかった。
総「隊舎を建てるのに1年近くはかかると思うから隊員とかを考えるのはゆっくりで良い」
『はい。では私も失礼します』
私は総隊長に一礼し部屋を出る
今の所、副隊長ともう1人誘う人は考えているけど...隊員を何人にするかとか、隊花とか選ぶの迷いそう...
まあ総隊長に任されたんだから頑張ろう
私はそう意気込み五番隊隊主室に向かった
＝五番隊隊主室＝
私が隊主室に入ると真子がソファの上で眠っていてその光景は100年前の時と同じで私の目頭が少し熱くなる
私はゆっくりと真子の元へ歩きソファのそばにしゃがんで真子の顔に手をあてる
懐かしい....真子の寝ている顔を見て愛しいと感じ私は無意識のうちに真子にキスをしていた
真子とキスをしている時なぜかとても心が穏やかになってとっても幸せな気分になる
私が真子の唇から自分の唇を離し立ち上がろうとすると真子に手を引かれソファに押し倒される
『//っ真子』
「俺の寝込みを襲うなんていつからそんなヤラシイ子になったんや？」
『そっそれは//』
私が顔を赤くしながら真子を見上げると真子はニヤニヤしながら嬉しそうに私を見下ろしている
真子の片手が私の頬から顎を撫で人差し指で私の顎をクイッとあげる
口角を上げる真子は本当に意地悪ででもキラキラしてかっこいい....
「さっき俺にぎゅーよりもええもんくれるって言ったよな？」
『あっ...』
ニコッとしながら私を見ていた真子は私の言葉を聞きジト目で私を見ていて
その場しのぎですとは到底言えない雰囲気に私は冷や汗をかき始める
「A」
『はっはい！』
急に低い声で私の名前を呼ぶ真子に驚いてしまう
「これはお仕置きやわ。俺が満足するまで寝かしたらんから覚悟しぃや」
私はこれからはその場しのぎの言葉を言わないようにしようと決意した
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あすな(プロフ) - 悠月さんありがとうございます！頑張ります (2020年5月13日 23時) (
レス) id: b2fa0aee84 (このIDを非表示/違反報告)
悠月(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！！ (2020年5月13日 23時) (レス) id: 96d594e2d8 (このIDを非表示/違反報告)
あすな(プロフ) - コメントありがとうございます！現在少しスランプにハマっていて更新ペースが前よりも亀更新で申し訳ありません。他の隊長格との話も頑張って書いていきます。 (2020年3月22日 19時) (レス) id: b12de1da1e (このIDを非表示/違反報告)
銀髪ピアス☆エクスタにゃんこ(プロフ) - 隠す姿から最後まで読まして頂いております！もしよろしければ、朽木白哉さんとの再会などのエピソード等もリクエストとして案に入れて頂けたら嬉しく思います！作者様のペースでゆっくりでもこれからも更新して頂けたら嬉しいです！続きも楽しみにしています！ (2020年3月22日 4時) (レス) id: e3cd7b0c38 (このIDを非表示/違反報告)
名無し18598号(プロフ) - 出来たらで良いですよ (2019年7月8日 7時) (レス) id: 2a8ce02be3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あすな | 作成日時：2019年5月12日 19時
