205話 治療室の死神？ ページ24
「Aもうそろそろいこか」
『うん』
真子は私を安心させるためかヒョイっと私の事を横抱きしてくれる
相変わらずの真子の優しさに嬉しくなって心か暖かくなっていき、そのおかげかさっきよりも心が落ち着いてる
四番隊に着き、ひよ里のいるであろう治療室に向かう
治療室の前に着くと真子は私の事をそっと降ろし私の手を握ってくれてそれがまた嬉しくなってちょっとニヤけてしまう
「入るでー」
ガラガラっと真子が扉を開けると....
ドスッ
「う”ぐっ」
「相変わらず踏みやすい顔しとんな！ハゲ真子！」
真子はひよ里に顔面を蹴られるが私が吹き飛ばされないようにと足を踏ん張っていてくれて真子はその場で鼻血をダラダラと流している
『真子っ！』
私はハンカチで真子の鼻血を拭き真子をぎゅっと抱き締める
「A？」
『私のために踏ん張ってくれたんだよね。ありがと』
私が顔を上げて真子を見ると真子は顔を赤くして固まっていてそれが可愛くてクスッと笑っていると後ろからぎゅーっとひよ里に抱きつかれる
「A！久しぶりやな！」
『久しぶりひよ里！』
私は後ろを振り向きひよ里をぎゅーっと抱き締め返していると真子が私の服をぎゅっと掴む
『どうしたの？真子』
「俺にももう1回ぎゅーしてや」
少し膨れた感じで私にねだる真子が子供みたいに可愛くて、ひよ里にヤキモチを焼いているんだと考えるととっても嬉しい....
私はひよ里を抱きしめながら顔だけを真子に向ける
『真子にはぎゅーよりも、もっといいもの後であげるから今は我慢して』
ねっ？と首を傾げながら笑顔で真子を見ると顔を真っ赤にして「しゃーないなぁ」と言って私を後ろから抱き締めてくる
ガラガラッ
急に扉が開けられ扉の方を見ると卯ノ花隊長がいた
「こう見ると親子のようですね」
ニッコリと笑いながら私たちを見る卯ノ花隊長
おっ親子って！はっ恥ずかしすぎるよ....それにまだ子供はっ....
私がアワアワとしていると....
「誰がハゲ真子なんかの子供になるかっ！」
「俺もお前みたいな子供いらんっちゅうねん！」
あぁまた言い合いが始まったよ
でも多分すぐに静かになるだろうなぁ....だって........
「話が弾むのは構いませんがここは治療室である事をお忘れなく....」
卯ノ花隊長の言葉でひよ里と真子の口論が止まったのは言うまでもない
100年経っても卯ノ花隊長は怒らしてはいけないと改めて感じた
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あすな(プロフ) - 悠月さんありがとうございます！頑張ります (2020年5月13日 23時) (
レス) id: b2fa0aee84 (このIDを非表示/違反報告)
悠月(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！！ (2020年5月13日 23時) (レス) id: 96d594e2d8 (このIDを非表示/違反報告)
あすな(プロフ) - コメントありがとうございます！現在少しスランプにハマっていて更新ペースが前よりも亀更新で申し訳ありません。他の隊長格との話も頑張って書いていきます。 (2020年3月22日 19時) (レス) id: b12de1da1e (このIDを非表示/違反報告)
銀髪ピアス☆エクスタにゃんこ(プロフ) - 隠す姿から最後まで読まして頂いております！もしよろしければ、朽木白哉さんとの再会などのエピソード等もリクエストとして案に入れて頂けたら嬉しく思います！作者様のペースでゆっくりでもこれからも更新して頂けたら嬉しいです！続きも楽しみにしています！ (2020年3月22日 4時) (レス) id: e3cd7b0c38 (このIDを非表示/違反報告)
名無し18598号(プロフ) - 出来たらで良いですよ (2019年7月8日 7時) (レス) id: 2a8ce02be3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あすな | 作成日時：2019年5月12日 19時
