202話 思うがために 前編 ページ21
暗かった部屋に太陽の光が差し込んだ時、私は目を覚ました
ふと横を見ると真子の顔があり真子の金色の髪が太陽の光でキラキラと輝いている
幸せだと思う反面、自分の今の姿と真子の姿を見て毎回恥ずかしくなってしまう
「っん。Aおはようさん」
真子は私の頬に手をあててニヤッと笑い私を見つめる
かっこよくて見惚れてしまいそうになるがそんな事よりも服を着たいよっ....
とっても恥ずかしい......
「なーに顔赤くとんねん」
『っ....ふ....服着たい......』
真子の胸に顔を埋めながら答えると真子から返事が返ってこない
どうしたのかな？と思って顔をあげると真子は顔を赤らめながらニヤニヤして私を見ている
「朝からヤラシイやっちゃーの」
『なっ！』
「それとも今から昨日の続きしたいんか？」
そう言って私の耳にフーッと息を吹きかける真子
私はビックリして『ひゃっ』と声を出すと私の声に反応してスイッチが入った真子が体を擦り寄せてくる
『ばっばか！』
「うぉっ」
私はバッと起き上がりシーツを体に巻いて近くにあった服を持って部屋を出る
「またやってしもた....」
Aが出て行った扉を見つめながら後悔し始める真子であった
ー
私は服に着替えてアジトの屋根に体育座りをしている
.......やってしまった。
今まで真子が求めてきたら絶対拒まなかったのに....
嫌われちゃったかな私。なんというか真子が私を求めてくれているのは嬉しいけど....
最近、体目当てなんじゃないかって思ってしまう。
だって毎日シてくるし....みんなといる時だって今までは抱きついてきたりとかだけだったけど、太腿とか胸とか触ってくるし......
なんかわかんなくなってきちゃった......
真子が私のことを好きでいてくれていることはわかるけど、でもなんか不安になる
でも一番不安なのは尸魂界に戻ったら今までよりもずっと一緒にいれなくて
毎日好きとか愛してるっていう言葉も聞けなくなっちゃうかもしれないってこと
やばい....そんなこと考えてたら涙が出てきちゃった。
私は目から溢れる涙をシーツで拭きながら鼻を啜っていると後ろから暖かいものに包まれる
「Aすまんな」
『っ！』
真子....
私は嬉しくなって後ろを向いて真子を抱き締め真子の胸に顔を埋める
私が『ごめんなさい』と何度も謝ると真子は「大丈夫や」って言って私の頭を撫でながら抱き締めてくれた
203話 思うがために 後編→←201話 あなたとなら.....
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あすな(プロフ) - 悠月さんありがとうございます！頑張ります (2020年5月13日 23時) (
レス) id: b2fa0aee84 (このIDを非表示/違反報告)
悠月(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！！ (2020年5月13日 23時) (レス) id: 96d594e2d8 (このIDを非表示/違反報告)
あすな(プロフ) - コメントありがとうございます！現在少しスランプにハマっていて更新ペースが前よりも亀更新で申し訳ありません。他の隊長格との話も頑張って書いていきます。 (2020年3月22日 19時) (レス) id: b12de1da1e (このIDを非表示/違反報告)
銀髪ピアス☆エクスタにゃんこ(プロフ) - 隠す姿から最後まで読まして頂いております！もしよろしければ、朽木白哉さんとの再会などのエピソード等もリクエストとして案に入れて頂けたら嬉しく思います！作者様のペースでゆっくりでもこれからも更新して頂けたら嬉しいです！続きも楽しみにしています！ (2020年3月22日 4時) (レス) id: e3cd7b0c38 (このIDを非表示/違反報告)
名無し18598号(プロフ) - 出来たらで良いですよ (2019年7月8日 7時) (レス) id: 2a8ce02be3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あすな | 作成日時：2019年5月12日 19時
