隠す姿Ⅱ 【BLEACH】 (ページ8)

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55話　一緒にいたい気持ちページ8

ドドドッバンッ

『真子！』
私は赤い顔をしながら真子に近づく

平「えらい気づくん遅っかたのー」
ニヤニヤしながら私の頬に右手をあてる真子

『とっても恥ずかしかったんだから！』
キッと真子を睨む

平「ええやないか、Aは俺のものっちゅう印や」
空いていた左手で私を引き寄せる

『もっもう//』

平「かわええ反応するのぉ」
(ほんまこの上目遣いたまらんわ)

『真子のバカー』

平「そないかわええ事ばっかするんやったら襲うで」
右手を頬から顎に移動させクイッとあげる

『今、仕事中』

平「ほんなら今日はたっぷり可愛がったるわ」
ニカッと笑い私を見る

『//真子のアホ』
赤い顔を真子の胸に押し付ける

平「昼飯食うてくか？」

『食べる…』
真子の胸に顔を押し付けながらコクリと頷く

平「ほんなら、ちょい待っとき」
頭に真子の暖かい手がのる

『うん』

部屋を見渡すと私の私物がちらほらと見える

『ねぇ真子』

平「なんやー？」
料理しながら答える真子

『もう物移動させたの？』

平「まぁな、帰って来たらびっくりさせようおもてな」

『今日は真子にびっくりさせられてばっかだな』
顔がまた熱くなり俯く

平「飽きひんやろ？」

『うん』

平「ほれ、ちゃんと食べ」

パクッ
『ほんと美味しい』
無意識に笑顔になる

平「そない美味しそうに食べてくれたら作り甲斐があるわ」
肘をついて私を見つめる真子

『ごちそうさまでした』

平「ごちそうさん」

『じゃあ私は仕事に戻るね』

ぎゅっ
真子に後ろから抱き寄せられる

平「なぁAもうちょいおってや」
抱きしめる腕に力が入る

『ちょっとだけだよ』
真子の方を向き私も抱きつく

平「ありがとうな」

ずっとこのままこうしていたいと思ってしまう
仕事に戻らず真子と一緒にいたいそう思っていた

平「Aもうそろそろ戻らなあかんのちゃう？」

『戻りたくない。真子とずっと一緒にいたいよ』
小さく呟いた言葉。でも真子には聞こえたようで私が顔をあげると顔を真っ赤にした真子がいた

平「っは、そないなこと言うたら行かしたくなくるやろ」
優しい目をして私の頬に手をあてる

『真子…』

平「A愛してるで」
私の唇を真子の唇が奪う

『私も愛してる』
私たちは何回も長い時間キスをした

その後…十番隊舎に戻って樹にニヤニヤされたAであった