隠す姿Ⅱ 【BLEACH】 (ページ35)

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82話　君を見ているページ35

私は藍染副隊長に半ば無理矢理執務室の中に入れられソファに座らされている

藍「どうぞ」
私にお茶が差し出される

『あっありがとうございます』
私はそれを受け取る

このお茶すごく怪しい…
でもせっかくお茶を入れてもらったのに飲まないのも失礼だ
私は藍染副隊長に入れてもらったお茶を飲む

『美味しい…』
私の予想は外れ普通に美味しいお茶だった

藍「よかった」
ニッコリと笑って私を見る藍染副隊長

『お茶入れるの上手ですね藍染副…たい…ちょ…う…』
急に体が熱くなり痺れて手から湯呑みがすり抜けパリンッと床で割れる

藍「君の事だから飲んでくれると思っていたよ」
私の頬に手をあてて頬む藍染副隊長

『な…に……を』
痺れて喋りにくいが声を振り絞る

藍「少し動けなくなるように薬を入れたんだよ」
私をソファに寝かしキスをしてくる藍染副隊長

『！？』
私は抵抗したいが体が痺れて思うように動かない

藍「A僕はずっと君を見ていた

君が平子隊長と愛し合っているとこも

仲間達と笑い幸せそうなとこも

そして僕を警戒するとこも全てね」
私の顎を掴み藍染副隊長に目線を合わせられる

藍「僕はA君が欲しい」
その言葉を聞き私はゾクッと体が強張り震える

『や…やめて！』
私は力を振り絞り藍染副隊長の手を払う

藍「縛道の一塞」
私の手が拘束される

藍「やはり君は面白い」
含みのある笑みを私に向けキスしようと私に顔を近づけてくる
私は目を強く瞑る

バンッ

勢い良く扉が開けられる

平「なにしとんねん惣右介」
低い声と肌に突き刺さるような霊圧をした真子が藍染副隊長を睨む

藍「隊長タイミングが悪いですね」
私から離れる藍染副隊長

平「アホぬかせ」
私を横抱きする真子は部屋を出るときに振り返る

平「惣右介こいつは俺のや」
そう言って部屋を出て瞬歩で隊主室に向かう
私はまだ痺れていて喋ることができない

＝五番隊隊主室＝

部屋に着くとソファに寝かされ真子から噛み付くようなキスをされる
何回も私の口を塞ぎ口を開ければ舌を入れられ私の舌と絡められる

平「こんなやらしい格好してそない襲われたいんか」
真子が怒った顔で私を見る

『ちがっん』
違うと言おうとする前にまたキスで口を塞がれる

平「嫉妬しすぎて死んでまいそうや」
私の首に顔を埋めてくる真子

平「Aは俺のもんやってこと嫌っちゅうほど教えたる」
私にキスをし真子にされるが儘に体を預けた