隠す姿Ⅱ 【BLEACH】 (ページ19)

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66話　不便な体ページ19

平「Aその姿やったら仕事できひんやろ？」
そうだ私には仕事がある。でもこの姿だと筆を持って文字を書くのも一苦労だ

『いちゅきにお願いしにゃいと』
私は立ち上がって十番隊舎に向かおうとしたが真子に抱きつかれて阻止された

平「なぁAその姿ん時はずっと俺の隣おってや」

『えっ』

平「その姿のAめっちゃかわええねん。Aのそないかわええ姿他のやつに見せとぉないねん」
私を抱きしめる真子の手に力が入る

『うん。わかっちゃ』
私は少し考えて答えた
そうして私は体が戻るまで真子と一緒にいる事になった

ー

＝五番隊隊主室＝

平「ほれAアーン」

パクッ

『おいひい！』
今日は私がご飯を作る予定だったのに真子が作ってくれた

平「よかったわ」
私の頭を撫でながら微笑む真子

平「A明日から姿が戻るまで俺の隣に絶対おっとけよ」
真剣な目をして私を見る

『わかっちゃ』
真剣な目で真子を見返す

ー

＝五番隊執務室＝

私は真子の足の間に座って十番隊の書類に目をやる

平「なぁAなんで仕事しとんねん」
むすっとした顔で私を見る真子

だって数日の仕事を全部樹に任せるわけにはいかない
だから目を通したり印を押すくらいならできるから私はそれをする事にした

『できる事はやらにゃいといちゅきが死んじゃう』
樹が過労死しちゃう

平「まあええけど」
私の頭に手をのせて撫でる

『あいじぇん副隊長は？』
私は上を向いて真子を見る
いつも真子と隊主室にいるのに今日はいない

平「惣右介は昼からや」
私の方を見る真子

『よかっちゃ』
藍染副隊長がいたら心が休まらない

藍染副隊長の私に対する執着心が怖い

平「俺がAを守ったるから。俺の側におりや」
ぎゅっと私を抱きしめる真子

ドドドドッバンッ

ひ「A！体が小さなったってどういう事や！」
目を見開き私と真子を見るひよ里
あっこの状況…

『ひっひよ里おはよう』
私はひよ里を落ち着かせようとひよ里に声をかける

ひ「なにAに抱きついとんじゃハゲ！」
ひよ里は真子の顔を殴る

平「なにすんねんひよ里！Aは俺のやからええやないか！」
顔をおさえてひよ里に反論する

リ「ほんまに小さなっとるなA」
私のほっぺたを真顔でツンツンするリサ

平「あっリサ！俺のAのほっぺたをつっつくな！」
私を抱き上げてリサから離す

リ「ええやないの」
私は真子に抱きあげられながらため息をついた