隠す姿Ⅱ 【BLEACH】 (ページ14)

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61話　命の恩人ページ14

平「後、Aは俺のもんやからあげへんで」
喜助さんに向かって真子がそう言う

『しっ真子//』

平「A帰るで」
私に差し出される手

『//うん』
私は顔を赤くしながら差し出された手を握る

『おやすみなさい喜助さん』
喜助さんの方を見てそう言って振り向き真子と一緒に歩き出す

浦「おやすみなさいA」

そうして私達は茂みの中に入る
さっきから私達を見ている人物に真子が声をかける

平「いつまでそこで見とんねん」

『藍染副隊長』

真子は藍染副隊長が貼った鬼道を引き裂いた

藍「いつからお気づきに？」

平「お前が母ちゃんの子宮ん中おるときからや」
真子は握っていた手を引き私を隣に歩かせる

藍「隊長」

平「なんや」

藍「隊長達は怖い人ですね」

平「『こっちのセリフ』や」
彼は一体なんのために私達のことを見ていたのか

そして、私の霊圧制御装置について知られたのか疑問に思った

ー

＝五番隊隊主室＝

平「で、Aちゃんあの新しい十二番隊隊長さんが昔言うてくれた命の恩人やっちゅうことはわかっとるけどあんまりヤキモチやかせんとってくれますか？」
真剣な顔をして私の頬に手をあてる真子

『覚えてたの？』
結構前に言った話なのに覚えていたことに驚く

平「当たり前や。Aんことはなんでもわかるで」
そう言って私にキスをする

『//もう急にしないでよ』

平「ほんなら今からたっぷりキスするで」
そう言って角度を何度も変えて甘いキスをする真子

『//真子待って』
私は顔を赤くして真子を止めようとする

平「待たへん。ちゃんとする言うたやろ」
真子は私が反論を言おうとするとキスで口を塞がれ息ができなくなるまでキスをされる
口を開けて息をしようとすると真子は舌を入れてきて私の舌を絡めとる

『！？』
真子からのキスが止まり真子は私を見る

平「はっやらしい顔」
私の頬を撫でる

平「俺にヤキモチやかしたんやたっぷりお仕置きしななぁ」
ニヤニヤしながら私を見る真子

『えっ！』
私は冷や汗をかき逃げようと扉の方に行くと

平「アホ逃すわけないやろ」
真子の方を見るとニヤニヤしている真子がいた

『//にっ逃してください』
私は目をうるうるとして真子を見る

平「//っは余計逃がさんわ」
(ほんまこいつの上目遣い可愛いすぎやろそんなんでねだられたら…あかんわ)

平「ほんなら、いただきます」
そう言って月明かりが差し込む部屋で私達はキスをした