3 それでも、信じます ページ6
黒子side
『ほんとバカだなぁお前ら!』
『全部私のゲームだったんだよ』
『飽きたしここで終了!』
信じてきた人から発せられた、初めての裏切りの言葉。
信じてたのに……！
そう言った僕に、彼女は悲しそうに笑った。
けれど、その笑顔も一瞬のことで。
すぐに彼女は『裏切り者の顔』に戻っていた。
そして、僕らの前から去って行った。
下校中、僕はずっと考えていた。
Aさんが見せた、あの笑顔。
ねぇ、Aさん……
あなたの本当の顔は、どれですか？
僕たちを裏切ったのなら、どうしてあんな顔、したんですか？
『絆なんて、最初からなかったんだ……』
そう言って泣いていたのは、演技だったんですか？
『ありがとう、テツヤ』
信じると言った僕に、泣きそうな顔で言ったAさん。
すべてが偽りだなんて、思えない。
どちらが、本当の貴方なんですか……？
？「…こ！……なぁおい！黒子!!」
黒「ハッ)む、向井君……？」
向「はぁ、お前、何回話しかけても反応ないから焦ったぞ!」
黒「す、すみません」
ていうかいたんですね、向井君←
向「……お前に、聞きたいことあるんだけど」
黒「なんですか？」
僕たちは、Aさんを最後まで信じた者同士だった。
向「お前はさ、…葉山のこと、どう思うんだ？」
ああ、やっぱりその話でしたか。
黒「正直、今のAさんは、よく分かりません。……でも」
一年の時からずっと、彼女は僕らのためにマネージャーを務めてきてくれた。
他のマネが考え付きそうにもない企画をしては、僕たちを励まして、元気をくれた。
そんな彼女が、あんなふうに裏切れるものだろうか。
『絆なんて、最初からなかったんだ……』
いいえ、まだ、僕らとの絆はつながっています。
黒「でも、僕は、Aさんを信じます」
彼女の方から裏切ったのは、きっと�爐海谿幣經悗錣襪吻瓩箸いΕ汽ぅ鵑�もしれない。
あの笑顔が、それを証拠づけている。
だから、僕はいったん身を退きます。
助けられなくて、ごめんなさい。
でも、信じてますから。
向「っ！そうか……じゃあ、俺も葉山を信じる!!」
向井君は、強い目で、雨空を見上げた。
Aさん――――――
僕たちは最後まで、あなたの『仲間』です。
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サクラ(プロフ) - 今書いている作品を１度消して新しい作品を書いてそれを読みたいです… (2018年5月14日 11時) (
レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
古川陽香 - 紫鴛さん» もしかして三章消しちゃったんですか？私、もう少し見たかったです。 (2017年4月30日 7時) (レス) id: 8c15756ff0 (このIDを非表示/違反報告)
古川陽香 - 紫鴛さん» あの、黒バスの三章説目の裏切り小説消さないでください、おねがいします、 (2015年10月11日 11時) (レス) id: a8ae865824 (このIDを非表示/違反報告)
ピンク大好きっ子ちゃん(プロフ) - 絵もうまくて、神作品なのに、私としたことが…気付くのが遅すぎて申し訳ないです…。もう、とにかく、サイコーでっす☆ (2015年1月10日 23時) (レス) id: 69a244a32d (このIDを非表示/違反報告)
コーヒーゼリ子(プロフ) - 二軍トリオと親子が好きすぎて…！！！シオンさん！これからも頑張って下さい！！！！！ (2014年9月25日 6時) (レス) id: 5e1255217b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫鴛 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kiriki/
作成日時：2014年6月1日 19時
