27 生きたい ページ34
作者、生まれ変わりました！
先輩が、私の頬を叩く。
貴「え……？先ぱ(虹「……か野郎」……！」
虹「馬鹿野郎…！死ねなかったって、なんだ？お前は、あの時、死ぬ気であの子を助けたのか!?」
貴「っ…」
虹「最初から死ぬ気で、そのきっかけを作るためにあの子どもを助けたって、そういうことなのか!!お前は……!!」
押し殺した低い声で、彼は言う。
最初から、死ぬ気だった……？
私は――――――
虹「…お前がここに運ばれたと聞いた時、正直俺は自 殺でもしようとしたんじゃないかって思った。けど、子供をかばったと聞いて、ほっとしていた。でもそれは、お前の自 殺の口実だったのかよ？」
ちがう……
いいや、そうだったのかな？
現に私は、一度生きることを放棄しようとした。
�犹爐佑覆�った�� その言葉は、私の本心だったのだから。
虹「お前と宏平は、俺の大事な後輩と親友で、家族の次に大切な存在で、…本当、心配した。こんなに焦ったのは、親父が倒れて以来だ……」
静かな、絞り出すような声。
虹「宏平が死んで、お前まで死んだら、俺は…………!!」
私は――――――…
貴「……め……さい」
虹「？」
貴「ごめん……なさい……」
私は、最低だ。
こんなに身近に、いたのに。
こんなに、大切に思ってくれる人がいたのに。
独りだと勝手に決め込んで、閉ざして。
生きることさえ、放棄していた。
貴「ごめんなさい…」
虹「……！」
涙が、頬を伝う。
先輩は、微笑んで、私の頬の涙を拭った。
虹「お前は、独りじゃねぇよ。俺がいる」
�狷箸蠅犬磴覆き�
そう言ってくれたのは、兄と―――この人だけ。
貴「先輩」
虹「なんだ？」
貴「ありがとうございます―――…」
また、生きたいと、
そう、思えるようになったよ、お兄ちゃん。
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感動モノにしたいのにこの文才のなさ……泣けます(T_T)
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サクラ(プロフ) - 今書いている作品を１度消して新しい作品を書いてそれを読みたいです… (2018年5月14日 11時) (
レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
古川陽香 - 紫鴛さん» もしかして三章消しちゃったんですか？私、もう少し見たかったです。 (2017年4月30日 7時) (レス) id: 8c15756ff0 (このIDを非表示/違反報告)
古川陽香 - 紫鴛さん» あの、黒バスの三章説目の裏切り小説消さないでください、おねがいします、 (2015年10月11日 11時) (レス) id: a8ae865824 (このIDを非表示/違反報告)
ピンク大好きっ子ちゃん(プロフ) - 絵もうまくて、神作品なのに、私としたことが…気付くのが遅すぎて申し訳ないです…。もう、とにかく、サイコーでっす☆ (2015年1月10日 23時) (レス) id: 69a244a32d (このIDを非表示/違反報告)
コーヒーゼリ子(プロフ) - 二軍トリオと親子が好きすぎて…！！！シオンさん！これからも頑張って下さい！！！！！ (2014年9月25日 6時) (レス) id: 5e1255217b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫鴛 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kiriki/
作成日時：2014年6月1日 19時
