Eighth love ページ9
翌日の昼休み。
言われた通り中庭に行ってみる。
右手には昼ごはん。
「〜〜♪」
前方から綺麗な歌声が聞こえてくる。
昨日のセピア色に包まれていた時とは違う曲。
昨日はしっとりとしたバラード。
今日は、アップテンポなラブソングらしい。
楽しげな様子が伝わってくる。
「〜〜♪…あ、高峯くん!来てくれたんだね」
楽しげな歌声が途切れ、朗らかな声がかけられる。
目ざとく俺の昼飯を見つけて、ベンチで食べるように言ってくれた。
お言葉に甘えてベンチの端に座ると、先輩も腰を下ろす。
そして、また歌い始める。
片想い中の俺の胸に染み込んでいく、綺麗な歌声。
ゆっくり咀嚼しながら、先輩の歌に耳を傾ける。
心地よくて、心が落ち着いて。
「んー、こんなものかな?
何かリクエストある?」
先輩に、ただただ無理難題をふっかけた。
でも楽しそうに歌ってくれた。
この時間がずっと続けばいいのに。
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歌姫 - もう、もともと翠くん推しです!あぁだいすき・・・。 (2016年6月4日 16時) (レス) id: e7ecf987ea (このIDを非表示/違反報告)
舞蝶月姫 - 翠くんが好きすぎて辛い…! (2016年3月6日 8時) (レス) id: 66fdcdaab8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふぉーる@あんスタ民 | 作成日時:2016年1月29日 21時