Seventh love ページ8
「先輩。家どこスか?送ります」
細い肩を掴んで振り向かせる。
何で頼ってくれないんスか。
暗い道を1人で歩こうとするんスか。
そんなに俺は頼りない?
確かに日頃「鬱だ…」ばっか言ってるけど。
それでも、先輩を好きになったんです。
頼って下さい。
「高峯くん?えっと…お言葉に甘えて、送ってもらおうかな」
俺の手を握りながら、先輩が言う。
「行きましょ」
小さく呟いて、足を動かす。
先輩の家は案外距離があって、とてもじゃないけど1人では歩けない。
着いたのは、小さな一軒家。
「お茶でもーって言いたいのは山々なんだけど、もう遅いから帰らせた方がいいよね」
先輩が、常識的な意見を口頭に載せる。
「それじゃ、また明日。
昼休みに中庭で待ってます」
そう言って先輩の頭をポンポンと撫でる。
やべ…照れる。
それじゃ、と足早に家に帰った。
玄関先の先輩が顔を真っ赤にしてるなんて、気付かなかった。
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歌姫 - もう、もともと翠くん推しです!あぁだいすき・・・。 (2016年6月4日 16時) (レス) id: e7ecf987ea (このIDを非表示/違反報告)
舞蝶月姫 - 翠くんが好きすぎて辛い…! (2016年3月6日 8時) (レス) id: 66fdcdaab8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふぉーる@あんスタ民 | 作成日時:2016年1月29日 21時