Tenth love ページ11
先輩に会えないまま時間だけが過ぎ、
俺は夢ノ咲を卒業して普通に実家で働いている。
アイドルを続けようか悩んだけど、俺は間違えてアイドル科に入ってしまっただけだ。
人を笑顔にする楽しさも知ったけど、一番笑わせたい人がいないから。
俺は実家で働いている。
そんな平凡なある日。
「すみませーん。
この野菜詰め合わせ、一つもらえますか?」
まさか。
だって、そんなはずはない。
去年、留学を終えてこっちに帰ってきたって連絡をくれたくせに、一度も顔を見せてくれなかったのに。
「A先輩…!」
大人っぽくなった先輩を抱きしめる。
「高峯くん、久しぶり。
覚えててくれてありがとう」
「覚えてるに決まってるじゃないですか…!
ずっと会いたかった…」
一目惚れから四年。
突然の別れから三年。
俺達はまた会えた。
これから、いろんな思い出を彼女と作っていく。
二十歳になったらこの気持ちを伝えるから、
それまで待っていて下さい。
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歌姫 - もう、もともと翠くん推しです!あぁだいすき・・・。 (2016年6月4日 16時) (レス) id: e7ecf987ea (このIDを非表示/違反報告)
舞蝶月姫 - 翠くんが好きすぎて辛い…! (2016年3月6日 8時) (レス) id: 66fdcdaab8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふぉーる@あんスタ民 | 作成日時:2016年1月29日 21時