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第33話 ページ15

「A…」
「ん、何…?」
「今日も一緒に帰ろうな^^」
「…しょうがない、帰ってやろう」

(Aも十分惚気てるわよ…)

リコがそう思っていたなんて私は全く気付かずに…



鉄平と付き合う様になって、日課になったこと

それは帰りは必ず一緒に帰る……だから

相対的に部活に無所属な私は、図書室番がない週以外は大体鉄平の部活を見学していのだ。

(あ…終わった)

バスケ部の皆が着替えようと部室へと向かって行く。……もう少しここで待ってるか


バスケをしている時の鉄平は、いつも以上に笑ってて楽しそうだって分かる。

それが……私にとっても、嬉しかったりするのだが

最近はしつこいぐらい鉄平に『マネージャーになってくれ』と言われているから、そろそろ真剣に考えてみようか…

そう1人考え事をしていた時……

「よう」
「……日向か」
「悪かったな、木吉じゃなくて」

練習着のままこちらに来たのだろう。日向は私の隣に腰を下ろした。

「…鉄平は?」
「もうすぐ来ると思うぜ」

ホント、大概お前も木吉にデレデレだなー
と言われるが、私は無言。否定はしない。

「……木吉のことさ」
「…うん」
「好きか?」
「なんだそれ」

「好きに決まってるじゃん」そう返せば「そーか、だよな」と返ってくる。

「どこが好きなんだ?」
「んー…、そりゃ」

アホなところとバカなところと天然なところ……と

「アホらしくなるぐらい優しすぎるところと……あと、バカっぽい笑顔」
「そーか」

隣の日向が優しく微笑む。

そこに……

「おー、待たせたなA!!……と日向?」
「ほら、彼氏のご登場だぞ」
「……うん、ありがと、日向」

私は一言そういうと、鉄平の元へと駆けていった。


―――――

なんだかんだで木吉を心配してた日向主将。


.

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設定タグ:黒子のバスケ , 木吉鉄平 , はにわ氏   
作品ジャンル:アニメ
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ゆえ - あの・・・小説の中の鉄平くれぇぇぇぇry ってくらい面白かったです!ww (2017年3月28日 16時) (レス) id: 70a62d180d (このIDを非表示/違反報告)
串団子三兄弟の消費者 - 何コレ素晴らしい!!ウホホォォォイ!!天然な木吉サイコーだよ!!応援してます!! (2015年5月12日 0時) (レス) id: 962fc4d654 (このIDを非表示/違反報告)
虹恋 - ド天然木吉萌えッス (2015年1月5日 6時) (レス) id: f76a935324 (このIDを非表示/違反報告)
ぶえそぶえ - 私は木吉さんが大好きなのですごく嬉しいです!あと、やっぱり天然な木吉さんはとても可愛かったです! (2013年11月17日 7時) (レス) id: 1433508a95 (このIDを非表示/違反報告)
はにわ氏@最近復活(プロフ) - ヘタリアLOVE×∞↑↑さん» キュゥゥゥry…となっていただけて幸いです!ありがとうございます! (2013年11月5日 17時) (携帯から) (レス) id: 1196035600 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はにわ氏 | 作成日時:2012年8月3日 10時

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