No.7 ページ8
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どのくらい時間が経っただろうか。
梅原くんの体温が心地いい。
次第に抱きしめる力が強くなっていく、
何かあったのかな。
プルルルル
貴「梅原くん、電話なってるよ?」
梅「出たくない。」
貴「いやでも、」
梅「ごめん。ちょっとだけ。」
仕方なしに梅原くんは電話に出た。
急に冷えてきた体が、
梅原くんに抱きしめられていたと実感させた。
梅「は?今から会えるわけないじゃん。」
どうやら梅原くんの電話相手は彼女らしい。
私、ここにいるのは悪いんじゃ?
会う、会わないとか言ってるもんね。
ていうか、彼女いるんじゃん。
貴「帰ろう。」
少し複雑な気持ちになりながらも、
安心した。
なんだろう、この気持ち。
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えちあーと@更新遅刻(プロフ) - Twitterフォローさせていただきました!(えちあーとというものです!)このお話すごく面白くて大好きです!続きが凄い気になります!これからも更新頑張ってください! (2018年1月16日 21時) (レス) id: 33e26ecc09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うた | 作成日時:2017年12月12日 19時