長女05 ページ8
しばらく話し込んでふと腕時計を見ると6時前で、話しすぎたなぁと痛感する。
チョロ松さんはちょっと前に帰っちゃったし、トト子ちゃんから近くのお店の話を聞いて、魚屋をあとにする。
『お米にお味噌。醤油、砂糖と塩、料理酒、みりん……あとは、だしの素と黒胡椒……こんなもんで良いかな』
一通りの調味料と必要な食品を買って、家に戻る。
鍵を開け、家の中に入ると電気がついていて不自然に思ったけど消し忘れにした。
『事故物件とかやめてほしいなぁ』
とぼやき、お米にをセットして炊く。
『先にお風呂入ろうちょうどいい時間になるでしょ♪』
「さきに、あけびねぇが入ってるよ。」
『へっ!?………うわぁ!なんでまどかが居んの?』
一人言に反応されて驚いて後ずさったら足打った。痛い。
纏香「追い出された。Aねぇが花嫁修行も兼ねて一人立ちするって言ったから、うちらも追い出されてここに来た。」
『ゲスめ、姉に寄生する気か。ひすいとあんたは分かるけど、あけびとてまりも?』
神楽「そだよ。お風呂お先。」
『うわぁ、かぐら……まさか、全員居んの?』
緋美「うん。Aねぇ、お風呂空いたよ。」
『常識人は居ないの?』
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作者名:理佳 | 作成日時:2016年1月6日 2時