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翔「…その様子だと、和に聞いていないみたいだな」
A「はい…」
そう私が答えると、彼はめんどくさそうに舌打ちをした
翔「大家さん、あんたが俺達のために色々と動こうとするのは勝手だけど、
余計なことはしないでくんねーかな」
A「え？」
翔「だから！和のためにーとか思ってんだろうけど、それはあんたの勝手なエゴだって言ってんの！
ここ最近、本当は寂しいけど俺達以外でも甘えられる奴ができたし、笑顔も増えてきたっつうのに…
あんたがそんなことやって、もし和がこの前のように部屋に籠るようになったら責任取れるのか？」
私に厳しい言葉を浴びせる彼
でも、その言葉には長年一緒にいた仲間への愛で溢れている
A「…だからですよ」
翔「は？！」
A「私は、何かあった時に責任を取れるよう、
貴方だけでも知っていて欲しいと思い、伝えました」
翔「どういう」
A「ここ最近、私だけでなく3人を避けてますよね？」
翔「それは…」
A「私は嫌われているからいいとしても、3人には普通に接して欲しいんです
皆、櫻井さんと話せなくて、寂しがっていますよ」
翔「…あいつらが？」
A「ふふ、私はそんな残酷な嘘貴方についてどうするんです？
私には何のメリットもありません」
翔「そんなことは」
A「それに、本当は貴方も分かってますよね？このままでいいわけがないと」
私がそう言うと、図星だったのか
私の肩を掴んでいた手を力なく下に下ろした
そこから少し無言になると
翔「…分かった、あんたに協力するよ」
諦めた表情で彼は了解の返事を出した
翔「あ、言っとくけど認めたわけじゃないからな！
暴走されて和が傷つくなんて絶対嫌だから」
A「ふふ、分かってますって」
何かこのやり取り、まるで私のことを受け入れる前の和とやっているみたいで懐かしい
思わず思い出し笑いしながら答えると、目の前の彼は「何笑ってんだよ！」とプンプンと効果音がつくくらい怒っている
あ、ちょっとからかいすぎたかも？と思った私は、
慌ててすみませんと謝った後
彼の考えが変わらない内に和の誕生会の計画を立て始めた
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うめパンダ(プロフ) - あーちゃんさん» ありがとうございます！更新は不定期になりますが、シェアハウスに住む6人の未来を温かい目で見守っていただけたらと思いますm(__)m (2021年2月14日 20時) (
レス) id: a1376d4518 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - 久しぶりの更新ありがとうございます！！！(なんか上からみたいな言い方すみません！)いつも楽しみにしてます！！頑張ってください！！ (2021年2月14日 19時) (レス) id: 2cb2b05426 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うめパンダ | 作成日時：2020年12月16日 21時
