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いよいよ、大野さんの誕生会が明日へと迫った今夜
大野さんが寝たのを確認した私達はこっそりリビングに集まり、明日の詳細を伝えた
…と言っても和の誕生会はぼかしてだけど
私が話す内容を納得しながら聞くメンバーがいる中で、ただ一人納得出来ない人が
和也「はぁぁぁ？！何で俺が智を連れ出す役なんだよ！」
A「ダメ？」
和也「ダメって…こういう役って俺なんかより一番歳が近い翔さんが適任なんじゃないの？」
不満そうな表情でそう言いながら、櫻井さんを見る和
…一応、今大野さん寝ているから静かに話して欲しいんだけどな…
そう思いながらも、私も同じように櫻井さんを見て
うっかり口を滑らせないでくださいね！
…という私の気持ちが伝わるよう視線を送る
そんな私の気持ちに気づいた彼は、私にちらりと視線を合わせたが、
それは1秒にも満たない速さで、すぐに目の前の不満顔の彼に目を向けた
分かってるわ！…ってことかな？
翔「え、何？智くんと出掛けたくないの？」
和也「そういうわけじゃ…」
翔「じゃあ、いいじゃん」
和也「いいじゃんって…分かってんの？！
やるのは翔さんの苦手な料理だよ！」
翔「知ってる」
和也「…俺、智にはうまいカレー食わせたいし、
血の海なんて見たくねーんだけど」
言い方は乱暴だけど、本音は違う
大野さんに美味しいカレーを食べさせてあげたいけど櫻井さんには怪我をして欲しくないんだよね？
正直に言えばいいのにって思うんだけど、天の邪鬼な和には凄く勇気がいること…
…って思いはしたけど、和の耳がなぜか真っ赤に
染まっていたので
それで本当の気持ちは表現できているのかもと思うと何だかかわいくてちょっと笑いそうになった
それに櫻井さんが気づかないわけがなく、
愛おしそうに彼を見ると、ぶっきらぼうに彼の頭を撫でた
翔「安心しろ、星5つつくくらいのカレーを俺らで作るからよ」
和也「いや、無理でしょ！
翔さんは料理できねーし、Aは潤くんが隣に居てやっとレストラン並みの味になるし、まーくんは料理できるけどたまに調味料を入れる量を間違えるし…」
一番マトモなの潤くんしかいないじゃん！
と私達にとって耳が痛いことを言う和
…どんだけ私達三人が信用できないのよ
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うめパンダ(プロフ) - あーちゃんさん» ありがとうございます！更新は不定期になりますが、シェアハウスに住む6人の未来を温かい目で見守っていただけたらと思いますm(__)m (2021年2月14日 20時) (
レス) id: a1376d4518 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - 久しぶりの更新ありがとうございます！！！(なんか上からみたいな言い方すみません！)いつも楽しみにしてます！！頑張ってください！！ (2021年2月14日 19時) (レス) id: 2cb2b05426 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うめパンダ | 作成日時：2020年12月16日 21時
