出発 ページ36
｢…よし、このメンバーで向かう。いいな？｣
｢ええ、問題ありません｣
｢ぐぁ｣
｢うん、大丈夫…｣
｢多分問題ないはずだな｣
今回抜擢されたのは、リーファとフレア、そしてアルマだ。
そしてそこにマールドと東矢がつく。
万が一何があっても対応できるだけの実力と耐久力を持った面々だ。
｢行くぞ｣
｢はい｣
｢ぐあ｣
｢う、うん…｣
｢おう｣
｢頑張ってきてくださーい！｣
｢行ってらっしゃーい！｣
残るメンバー達に見送られ、一同は魔王城を後にした。
━━━━━━━━━━
｢確か…入り口は…｣
リーファの記憶を頼りに進んでいく。
暫くすると、先日事のあった場所の近くに出た。
｢向こうに巨大な渓谷があったはずです…｣
｢そんなのあったんだ…｣
｢どうも最近の地震で割れた場所のようで…まだあまり知られていない筈です｣
彼女の言うように、東矢がマールドの元へと辿り着く前、この周囲ではそこそこ大きな地震が起こっていた。
そして暫く歩みを進めていた一同の前に、確かに大地がぱっくりと割れた割れ目が存在していたのだった。
｢…ここ、か？｣
｢はい。この付近から侵入できた筈ですが…｣
｢あ、あれじゃない？｣
そう言ってアルマが指差した先、明らかに材質の違う壁で出来た通路が地層の中に露になっていた。
｢…突入するぞ、気を引き締めてけ｣
｢あぁ、わかってる｣
そこに入って真実を確かめるべく、準備を始めた一同だった。
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クロロフィル＠リーフィア狂/あるりーす(プロフ) - 朱欄さん» ありがとうございます！これからも更新頑張りますね！ (2023年1月14日 20時) (
レス) id: c1253398fc (このIDを非表示/違反報告)
朱欄(プロフ) - Banana is Kami(作品最高です!キャラデザがすごく好きです!特にワイドちゃんがかわいい←あ、星押しときますn(() (2023年1月14日 20時) (レス) @page3 id: efb6a7397d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クロロフィル@深緑の指揮者 | 作者ホームページ：http
作成日時：2022年12月29日 21時
