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奏助「よろしくー じゃないいっ降ろせぇー!!」
鉄球と書かれた紙が奏助の顔に貼り付けられ縄で括られ
本物の鉄球のように扱われているからだ
しかもこのままではほんとに飛ばされてしまう
モツ「奏助 形だけだから」
そう言っているがベートーヴェンは今にも離しそうである
奏助「形だけじゃねぇだろ!?思いっきりぶつける気だろっ!! べ、ベトさぁん」
とベートーヴェンに助けを求めた奏助だったが
ベト「( -ω- ´)ﾌｯ少年 形だけだ」
バッサリ切り捨てられた
奏助「うおおおーい!!うおおおーい!!」
モツ「じゃあお願いしまーす！」
ベト「はいっ！ 行きまーす！」
もう2人ともノリノリである
奏助「ちょま うわぁぁぁ!?」
その時
『モツさん？何してるんですか？』
とAが出てきたのだ
奏助「うわっ!!」
『えっ？えっ!?なんで奏s』
ﾄﾞﾝｶﾞﾗｶﾞｯｼｬｰﾝ
歌苗「ど、どうしたのお姉ちゃん!!」
3人は正座をさせられ歌苗にブチギレられていた
歌苗「揃いも揃ってあなた達は一体何を考えてるんですか!?本当にっ！もうっいい加減」
『ま、まぁまぁ歌苗落ち着いて…私も無事だし別に壊れた所も…』
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歌苗に怒られたのにも関わらず今度は本物の鉄球の付いた機会を持ってきた
(バックします バックします)
もちろんすぐにバレ歌苗にたっぷり叱られたのだった
その後はお寺で邪念を取り払ってタクト代わりの木の枝を振ってみたり
炎の前でやってみたり、滝行をしながらやってみたり
その日の夜にはまた 本物の鉄球の付いた機会で音羽館を壊そうとした所を 歌苗とAに見つかり怒られたり(主に歌苗 Aは終始『何してんのw』爆笑していた)
その後も、タイヤを腰に巻き付け走ってみたり、泳いでみたり、木の枝に捕まり筋トレをしてみたり、崖を登ったり
終いにはクマに追いかけられたりもした
もはやムジークとは一切関係がない所まできてしまった
釣竿みたいな物に石をつけて持ち上げたり、そんなことをしているうちに
モツ「ん？どおりゃあああ！」
ｶｷﾝｯ
モツ「はぁっ はぁっ やったぁ もう僕誰にも負けなーい!!」
ここまで来るともうムジークの事ではなくクマを倒せるくらい強くなる という目的の為に特訓していたのでは？
と思えてしまう
ベト「あぁ お前はムジークが無くても立派に生きていける強さを手に入れた!!」
モツ「あははっ!!」
奏助「……違あああーうっ!!」
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作者名：アイスですm(*_ _)m | 作成日時：2022年5月29日 7時
