あれっ…音羽館ってこんな騒がしかったっけ？【クラシカロイド】 (ページ19)

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朝日が昇ると共にモーツァルトはムジークが出るか全力でやって見る

モツ「んっ。

無理だね出ない」

やはりムジークは出なかった

奏助「うわっふっ」

奏助は膝から崩れ落ちた

モツ「しょうがないよもう諦めよ？」

奏助「ダメだよぉ歌苗とAを喜ばせたいんでしょ？」

モツ「…あれってか、誕生日っていつだっけ？」

〈明日です〉

モツ「明日!?やばーい!!パーティーの準備まだ何もしてないよっ!!」

そうムジークを出す特訓をしていてパーティーの準備などしていなかったのである

奏助「いいよそんなのーなんで出ないんだ…」

モツ「奏助」

奏助「もう1回餃子と鉄球で…」

モツ「奏助って！」

奏助「何いっあ」

奏助が起き上がりモーツァルトの顔を見ると

モーツァルトはとても真剣な顔をして

モツ「ムジークより、歌苗とAの誕生日の方が大事」

と言った

奏助「あ、ううーん」

奏助も少し泣きそうになっている

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音羽館

奏助達は明日の誕生日に備えてムジークは諦めパーティーの準備をしていた

リングを作ったり、ダンボールでhappybirthdayの文字を作って色を塗ったり、そんなことをしているうちにモーツァルト以外の2人は寝てしまった

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Aside

んっ〜！(⊃_ ̫ _)⊃

やらなきゃいけない宿題片付けてたらスッカリ遅くなった…

はぁ(´Д｀ )

もう寝ようかな？と思っていた時突然

ｺﾝｺﾝ

とドアをノックする音が聞こえた

『はーい？』

モツ「僕だよ〜入っていい？」

どうやらモツさんらしい

『どうぞ〜』

といいながら部屋に入れて上げた

『どうしたんですか？』

モツ「あのね…？相談したい事があって…」

いつも元気なモツさんらしくないなと思いながら

『どうしたんですか？』

相談に乗ってあげるとこにした

モツ「あのさ、いつも僕達歌苗やAに迷惑かけてるでしょ？」

『まぁ、主に歌苗にですけどね？私は楽しいですし』

モツ「それでさ僕…そのお詫び？にムジーク使いたかったんだけどどうしても出なくて…」

なんだそんなことか

『そんなことを心配しなくても大丈夫ですよ』

モツ「な、なんで…」

『なんで急にムジークが出てきたのかはよく分かりませんが、それほど申し訳ないと思っていたという事です!!

きっとちゃんと言葉にして伝えれば歌苗も分かってくれますよ』