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第8話 ページ10

昼過ぎの電車


二人で並んで座るけど、それが恥ずかしくて赤司くんから少し離れて座る


なのに











「こんなに寄らなくてもいいんじゃないですか?」


赤司くんは、せっかく私が空けたスペースに遠慮なく座ってきた


赤司「これくらい普通だろう」


『空間がないんですが…』


赤司「ある」


『こんなに密着してるのにどこを見たらそんなこと言えるんですか!』


赤司「密着ならさっきの方がしていたじゃないか」


『・・・っ!』


さっき耳元で囁かれた言葉と赤司くんの体温がフラッシュバックする


赤司「顔、赤いぞ」


『赤司くんのせいです』


本当はこんなこと言うの恥ずかしい

でも何故か口から滑り出た


赤司「それは嬉しいな」


『嬉しがらないでください、赤司くんが悪いんですからね』


赤司「僕は悪くない。躓いたAが悪い」


『・・・そういえば赤司くん』


赤司「逃げるのか?まあいいが・・・何だ?」


『赤司くんの家ってどこなんですか?』


私が聞くと教えてくれたのは


『・・・進行方向と逆じゃないですか』


赤司「ああ。少し寄り道しようと思ってね」


『寄り道?』


赤司「時間はかかるが、これも僕へのお礼だと思って付き合ってくれないか?」


『・・・わかりました』



お礼と言われると断りづらい

だから素直についていった



──それにこれは、お願いであって命令ではないから

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設定タグ:赤司征十郎 , 黒子のバスケ , ばなな   
作品ジャンル:アニメ
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燦闇夜月(プロフ) - ばななさん» おーデュラララかww 俺も好きなんだよな〜ww (2013年1月23日 22時) (レス) id: 71942237d4 (このIDを非表示/違反報告)
ばなな(プロフ) - 燦闇夜月さん» あ、今からデュラララ見てくる♪ (2013年1月23日 22時) (レス) id: e141cda807 (このIDを非表示/違反報告)
燦闇夜月(プロフ) - ばななさん» wwww そうだねww (2013年1月23日 22時) (レス) id: 71942237d4 (このIDを非表示/違反報告)
ばなな(プロフ) - 燦闇夜月さん» あ〜そういうことか。すごいね、その人の発想力ww (2013年1月23日 22時) (レス) id: e141cda807 (このIDを非表示/違反報告)
燦闇夜月(プロフ) - ばななさん» 月ってところだと思うよww (2013年1月22日 23時) (レス) id: 71942237d4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ばなな | 作成日時:2012年12月24日 23時

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