第5話 ページ7
赤司「来てくれたのか。嬉しいよ」
体育館に入った私に、真っ先に声をかけてきたのは赤司くんだった
『赤司くんが来てくれって言ったんじゃないですか』
赤司「そうだ。だが、絶対に来るという確信はなかったからな」
『ひどいです。流石に私も頼みを断るほどじゃないですよ』
赤司「そうか、悪いな」
『赤司くんは何をしたかったんですか?』
赤司くんは私の言葉を聞くと少しだけ笑って
赤司「・・・全員、集合!」
号令をかけて、皆が集まった
「征ちゃん、この子は誰なの?」
赤司『今日からマネージャーをすることになった、田村Aだ』
「あ、この子なの?!放送で呼び出してた子!」
赤司「ああ。A、自己紹介だ」
・・・は?
こんなの、聞いてないんですけど
赤司くんに目で訴えてみても赤司くんは目を合わせてくれないから伝わらない
赤司「早くしろ。時間が無いからな」
『・・・ずるいですよ、赤司くん』
赤司くんにしか聞こえないような小さい声で文句を言うと
赤司くんは隣で少し驚いたように私を見下ろした
『田村Aです。皆さんの役にたてるように頑張りますのでよろしくお願いします』
「Aちゃんよろしくっ!オレは葉山小太郎!んでね、この人はm」
「うるさいわねぇ、小太郎。私は美渕玲央よ」
「俺は根武谷永吉だ」
赤司「じゃあ、これからAと仲良くしてやってくれ」
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赤司くんが私が仲間外れにならないように気を遣ってくれたのが
少し嬉しく感じたのは、きっと気のせい
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燦闇夜月(プロフ) - ばななさん» おーデュラララかww 俺も好きなんだよな〜ww (2013年1月23日 22時) (レス) id: 71942237d4 (このIDを非表示/違反報告)
ばなな(プロフ) - 燦闇夜月さん» あ、今からデュラララ見てくる♪ (2013年1月23日 22時) (レス) id: e141cda807 (このIDを非表示/違反報告)
燦闇夜月(プロフ) - ばななさん» wwww そうだねww (2013年1月23日 22時) (レス) id: 71942237d4 (このIDを非表示/違反報告)
ばなな(プロフ) - 燦闇夜月さん» あ〜そういうことか。すごいね、その人の発想力ww (2013年1月23日 22時) (レス) id: e141cda807 (このIDを非表示/違反報告)
燦闇夜月(プロフ) - ばななさん» 月ってところだと思うよww (2013年1月22日 23時) (レス) id: 71942237d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ばなな | 作成日時:2012年12月24日 23時