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第2話 ページ4

赤司くんを優しい人だと感じたのには、理由がある


それは、数日前の出来事だった











「お前、手伝えよ」


「お前の出番は一瞬だって」


こうやって私を手伝わせようとしているのは、私の中学の先輩

後輩で成功率が高い私に、よく同級生の女の子をここに連れてこいと命令される

私はものじゃない

命令しないで

駒みたいに扱わないで

そう思うのに逆らえない


「早く行けよ」


『嫌です!』


「ま、行かないならお前でもいいんだけどな」


そう言うと先輩は私を教室の窓に向かって押してきた

軽い力だったのに、突然のことで反応が遅れた私はすぐ窓にぶつかってしまう


「逃げらんねえな」


目の前で先輩が笑う

その笑顔に体が強張って動かない

逃げないと、襲われる

だから怖くて目を瞑ったのに、気付けば誰かに体を抱きかかえられていた


「逃げられないことはない」


近くで聞こえた声は怒っているというより冷たいと言った方が正しい


「赤司?!」


赤司「強姦はやめろ」


「強姦じゃねえよ!」


赤司「同じ事だ。それから、今すぐこの場を立ち去れ」


「はぁ?一年がナメた態度とってんじゃねえよ!」


赤司「逆らうのか?」


「誰がお前の言うことなんか聞くってんだよ!」


赤司「・・・お前、頭が高いぞ」


「?!」


赤司「僕の命令は絶対だ。早く立ち去れ」


「…っ!」


怖くて目を瞑っているから赤司くんが何をしたかはわからない

でも先輩は何処かへ行ったみたいだ


だから安心して


『ありがとうございます』


お礼を言うために恐る恐る目を開けると見えたのは、赤髪の命の恩人











この出会いが、全ての、


貴方との始まり


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評価とお気に入りでたぶん更新早くなりm(←図々しいわ!

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設定タグ:赤司征十郎 , 黒子のバスケ , ばなな   
作品ジャンル:アニメ
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燦闇夜月(プロフ) - ばななさん» おーデュラララかww 俺も好きなんだよな〜ww (2013年1月23日 22時) (レス) id: 71942237d4 (このIDを非表示/違反報告)
ばなな(プロフ) - 燦闇夜月さん» あ、今からデュラララ見てくる♪ (2013年1月23日 22時) (レス) id: e141cda807 (このIDを非表示/違反報告)
燦闇夜月(プロフ) - ばななさん» wwww そうだねww (2013年1月23日 22時) (レス) id: 71942237d4 (このIDを非表示/違反報告)
ばなな(プロフ) - 燦闇夜月さん» あ〜そういうことか。すごいね、その人の発想力ww (2013年1月23日 22時) (レス) id: e141cda807 (このIDを非表示/違反報告)
燦闇夜月(プロフ) - ばななさん» 月ってところだと思うよww (2013年1月22日 23時) (レス) id: 71942237d4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ばなな | 作成日時:2012年12月24日 23時

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