検索窓
今日:7 hit、昨日:2 hit、合計:7,265 hit

魔法43「取り返す」 ページ5

カナタside


〜ホテルの一室〜

パァァァ


俺は自分のソウルジェムの魔力を
アナの体に注ぐ



キュゥ『そうまでして死体の鮮度を保って
どうするつもりだい?』



後ろであのクソ野郎が話しかけてくる



カ「…こいつのソウルジェムを取り返す方法は」



キュゥ『僕の知る限りではないね』



カ「それは…お前が知らないことも
あるってことか?」



キュゥ『魔法少女や魔法少年は
無限の可能性を秘めている
君達がどんな奇跡を起こそうと
驚くには値しない』



カ「できるんだな?」



キュゥ『そんなこと試した子は一人もいない
悪いけど助言のしょうがないよ』



カ「いらねぇーよ…誰かお前の助けなんか」



やってやる…


俺は机の上にあったハンバーガーとか
チキンとかをやけ食いしていた









次の日


Aside



私は重たい足をゆっくり動かしながら
学校に向かっていた



ノ「それにしても今日も
アナさんお休みですか」



ノゾミのその言葉にまた涙が出そうになった



もうアナはどんなに待ったって…っ



カ『昨日の今日でのんきに学校かよ』



「え?!」



ノ「Aさん…?」



頭の中にカナタくんの声がした

私はあたりを見回す



一番近くのビルの屋上に
カナタくんの姿が見えた



『ちょっと面貸してくれる?話があるんだ』




「……ごめんノゾミ」



ノ「え?」



「私、今日学校休む」



ノ「え?!ちょっと!Aさん!」




私はそのままカナタくんがいた
ビルの方へと走り出した

魔法44「愛と正義の物語」→←魔法42「私達の敵なんだ」



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.8/10 (11 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ミルト* | 作者ホームページ:   
作成日時:2018年7月24日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。