魔法６４「背負う呪いの量」 ページ27
ランスside
ドカァァァァンッ
ラ「……っ！！」
ワルプルギスが消えると共に
ものすごい爆風が起こり俺は飛ばされ
そのまま意識を失った…
・
・
・
・
ラ「…ん…ここは」
目が覚めるとそこは宇宙のようだった
ラ「どうなって…」
キュゥ『おはようランス』
ふと頭の中にキュゥべえの声が聞こえた
キュゥ『…確か君も時を司る魔法少年だったね
なら見届けるといいよ
潮田Aの運命を』
キュゥべえがそう言うと
大きな黒い魔女が地球に向かって落ちていく
ラ「なんだ…あれ…」
キュゥ『あれはAが背負い込んだ
呪いの量だよ
その大きすぎる願いがため
Aが背負い込む呪いの量がどれくらいか
想像できるだろう？』
その黒い魔女は地球を覆い尽くしたい
ラ「そんな…」
こんな事って…
「…大丈夫だよ」
ラ「…っ！！」
Aの声がした方を振り返る
そこには髪が凄く伸びてて
天使の羽が生えたAがいた
「私の願いは魔女を倒すこと
…本当にその願いが叶ったなら
私だって…もう絶望する必要なんて…ない！！」
Aが大きな水色の弓で
矢を引きその黒い魔女に向かって矢を打つ
水色の光が黒い魔女を包み
淡い光を放ち消えていく
ドカァァァァァンッ
ラ「…っ！！」
魔女が消える瞬間
ワルプルギスの時と同じように
爆風が起こり俺はまた意識を失った
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作者名：ミルト* | 作者ホームページ：
作成日時：2018年7月24日 17時
