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魔法59「ランスの気持ち」 ページ22

Aside


い、今の状況が全く持って理解できません///



「ラ、ランスくん?」


ラ「……………」



ランスくんはただ黙って私を見つめる
その澄んだキレイな黄色の瞳に
吸い込まれそうな気持ちになった…っじゃなくて



「あ、あのランスくん///ちょっ///離して」



ランスくんはやっぱり男の子だ
私の力じゃびくともしない



「あ、あの…えっと///だから///その…」


ラ「……………」


ポフッ

ランスくんが私の顔のすぐ横に
自分の顔を埋める



「えっと…///」


ラ「ごめん…怖がらせるつもりはなかった」


「い、いや別に怖がってたわけじゃ
ただビックリしたっていうか…その…」


ラ「…でも本当だから、お前が好きなのは」



ランスくんの息が私の耳に優しく当たる



「ひゃっ…///」


ラ「えっ///」


「〜っ///」


わ、私今なんて声を///


ラ「……ホントに可愛いなお前は」


「え?」


Chu


「んん!?」


ランスくんの唇が私の唇に
優しく重なった


「んん!?んっ…んん?!」


私はランスくんの胸を叩く

だけどそんなことはお構いなしに
ランスくんはゆっくり私の口の中に
舌を入れてきた


「んっ///…んぁ///…っふぁ///…んっ///」



水音が小さく静かな彼の家に響く



「プハッ…はぁ///…はぁ///…」


ラ「………………っ///!!!」
↑自分が何したか今やっと理解した


「ラ…ンス…くん…?…」


ラ「わ、悪い…お、俺なんてこと///」


「……わ、私もう帰るね///」



私はランスくんの家を勢い良く出た





ラ「たくっ…俺何してんだよ///」

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作者名:ミルト* | 作者ホームページ:   
作成日時:2018年7月24日 17時

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