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魔法7「忠告」 ページ9

Aside

私達はお昼休みで今
学校の屋上にいます。

ア「ねぇ。なんか思いついた?」

アナが昨日の話のことを
話題に振ってきた

「ううん…まだ」

『どんな願いだって叶えれる
どんな奇跡だって起こしてあげる』

それだけ聞くとものすごく魅力的な
契約だろう…けど私はマミさんのあの言葉が
頭から離れない

『命懸け』

ア「そっか………そうだよね〜。

私も同じ…やりたいことも欲しい物も

沢山あるけど

命懸けってところでやっぱりね

そうまでする程の物じゃないなーって」

やっぱりアナもマミさんの言葉が
引っかかるんだ

キュウ『意外だな大抵の子は
二つ返事なんだけど』

ア「きっと私達が馬鹿なんだよ」

「そうかな?」

ア「そう…幸せ馬鹿。

別に珍しくもないはずだよ。

命を危険にさらしてでも叶えたい
願いなんて…………

ねぇ…不公平だと思わない?

こういうチャンス待ち望んでる人は
沢山いるはずなのに」

アナ…

きっとアナはエース君のことを
考えているんだろう

エース君は天才的なバイオリン二スト

でも交通事故にあい
今は病院で入院中

リハビリにも熱心に取り組んでいるらしいが
元のようにバイオリンを弾けるか…と言うと
難しいらしい

ガチャ
屋上のドアが開き
誰かがやってきた

「…………ランス…くん」

ア「あんた!何しに来たのさ。
まさか昨日の続き」

ラ「そのつもりはない。

そいつが潮田 Aに接触する前に
蹴りをつけるつもりだったが
今更遅いしな

で?お前は魔法少女に?」

「…………えっと」

ア「貴方には関係ないじゃん!」

ラ「忠告覚えてるな?」

「え⁉」

『今と変わった自分になろうと思うな
さもなければ全てを失うことになる』

「……うん」

ラ「そうか。ならいい。
忠告が無駄にならないように祈っておく」

ランスくんは屋上を後にした

ア「な…なんなのさあの転校生くんは!」

アナが叫んでいる

本当に不思議な子

……もしかして心配……してくれてるのかな?

「そんなわけないか」

ア「どうかした?」

「なんでもないよ」

____________
コツコツ

ラ「絶対に阻止してみせる

Aだけは魔法少女にするわけには

いかない」

魔法8「魔法少女体験1」→←魔法6「契約と願い」



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堕天使ルビィ - やっと前編終わった!ここから後編に行きます!まどマギは始めから面白いけど後半がもう内容深いからね。それを頑張って皆さんに伝えられるようこれからも頑張って書いていきます! (2018年7月22日 21時) (レス) id: 38a6d50887 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使ルビィ - はるかさん、ありがとうございます。了解しました。 (2018年4月22日 21時) (レス) id: 38a6d50887 (このIDを非表示/違反報告)
はるか - リクエストなんてすが、まどマギとパズクロでハロウィンお願いします! (2018年4月22日 19時) (レス) id: 02400200e5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミルト* | 作者ホームページ:   
作成日時:2018年3月22日 23時

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