検索窓
今日:21 hit、昨日:2 hit、合計:12,800 hit

魔法12「一人じゃない」 ページ14

Aside

マ「無茶したわね貴女達」

「えへへー」

マ「本当は怒るところなんだけど…でも
これで魔女を逃さずにす…………ッ」

マミさんが私の方を振り向くと同時に
顔をしかめた

私も後ろを見た
そこには

「ランスくん」

マ「言ったはずよ。
もう二度と会いたくないって」

ラ「今回の魔女は俺が仕留める」

マ「そういうわけにもいかないわ。
キュウベイと桜木さんを迎えに行かないと」

ラ「その二人の安全は保証する」

マ「信用すると思って?」

キュルルル

マミさんはリボンでランスくんを縛り
身動きが取れない状態にした

ラ「バカが…こんなことしてる場合じゃ」

マ「勿論怪我させるつもりはないけど
あまり動いたら保証しかねないわ」

ラ「!今度の魔女は今までの奴等とは
わけが違う!」

マ「さぁ行きましょう潮田さん」

「あ…はい」

ラ「まっ…」

私はマミさんに手を引かれるまま
ランスくんを置いて
先に進んだ

大丈夫かな?ランスくん
____________
「あ…あのマミさん」

マ「どうしたの?」

「願い事…私なりに考えたんです」

マ「そう…それで決まりそうなの?」

「はい!でも…もしかしたら
考えが甘いって怒られちゃうかも」

マ「どんな願い?」

「…………私…昔から何の取り柄もなくて
ただ平凡に生きてきました。

そんな私にもマミさんみたいになれるって
言われて…それが何よりも嬉しくて
だから私…魔法少女になれたら
願いが叶っちゃうんです」

マ「…………大変だよ?怪我もするし
恋したり遊んでる時間もないよ?」

「それでも私…頑張ってるマミさんに
憧れてるんです」

マ「…憧れるもののほどじゃないよ私。
辛くても無理して
背伸びしてかっこつけてるだけ
一人ぼっちで寂しくて泣いてばっかりだよ」

「マミさんはもう一人ぼっちじゃないです。
私が居ます」

マ「」

バッ
マミさんが私に抱きついてきた

マ「…………ありがとう潮田さん」

「マミさん」

ギュ
私も優しくマミさんを抱きしめ返した

魔法13「魔法少女、魔法少年になるってそういうことだ」→←魔法11「結界」



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.2/10 (15 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
4人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

堕天使ルビィ - やっと前編終わった!ここから後編に行きます!まどマギは始めから面白いけど後半がもう内容深いからね。それを頑張って皆さんに伝えられるようこれからも頑張って書いていきます! (2018年7月22日 21時) (レス) id: 38a6d50887 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使ルビィ - はるかさん、ありがとうございます。了解しました。 (2018年4月22日 21時) (レス) id: 38a6d50887 (このIDを非表示/違反報告)
はるか - リクエストなんてすが、まどマギとパズクロでハロウィンお願いします! (2018年4月22日 19時) (レス) id: 02400200e5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ミルト* | 作者ホームページ:   
作成日時:2018年3月22日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。