魔法10「それはとっても嬉しいなって」 ページ12
Aside
マ「貴女にあげるは
蒼井 ランスくん」
ランスくんはグリーフシードを持って
私達を睨んでいる
マ「それともあれかしら?
人と分け合うのは不服かしら?」
ラ「……お前が仕留めた獲物だ。
お前だけのものにすれば良い」
ランスくんはマミさんにグリーフシードを
投げ返した
マ「そう…それが貴女の答えね」
ランスくんはそのまま暗闇の中に消えていった
ア「ムカツクゥ〜あの転校生」
アナはやっぱりランスくんとは
少し…いやかなり
相性が悪いようだ
「…仲良くできたら良いのにな」
マ「お互いにそう思えれば…ねぇ」
私達はさっきの女の人のところに戻った
_______
女「……んっ……あれ?私は……(ハッ)!
なんで……どうして…私……あんな」
女の人は自分が
何をしようとしてたのか思い出したようで
取り乱している
そんな女の人を優しく包み込むマミさんは
とっても素敵でかっこよかった
もしも私にもマミさんみたいに
誰かのためにできることが
あるのだとすれば
"それはとっても嬉しいなって"
_______
「……ねぇキュウベイ…ただなりたいって
だけじゃダメなのかな?」
キュウ『…Aは力そのものに
憧れてるのかい?』
「そういうわけじゃ…いや……そうかも
私ってなんの取り柄もないし
誰の役にも立てたことないから
マミさんみたいな素敵な人になれたら
それだけで十分に幸せなんだけど」
キュウ『Aが契約すればマミよりずっと
強くなれるよ』
「え⁈」
キュウ『勿論どんな願い事を
するかにもよるけど
Aが生み出すソウルジェムの大きさは
僕にも予想しきれない
これだけの素質を持つ子に出会ったのは
初めてだ」
「もう…冗談やめてよ」
___________
〜夜〜
マミside
私は今夜の見回りを終え
噴水広場にいます
ラ「わかってるのか」
マ「」
いつの間にか私の背後に彼がいた
ラ「お前は無関係の一般人を危険に
巻き込んでる」
マ「彼女達はキュウベイに選ばれたの
もう無関係じゃないわ」
ラ「それが迷惑だと言っている
特に…………潮田 A」
マ「ふぅーん…貴女も気づいてたのね
彼女の素質に」
ラ「あいつだけは
魔法少女にするわけにはいかない」
マ「自分より強い者が邪魔者ってわけ?
いじめられっ子の発想ね」
ラ「…………お前とは闘いたくないんだが」
マ「なら…二度と会わないように努力して
話し合いだけでことが済むのは今夜で
最後だろうから」
私はその場をあとにした
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堕天使ルビィ - やっと前編終わった!ここから後編に行きます!まどマギは始めから面白いけど後半がもう内容深いからね。それを頑張って皆さんに伝えられるようこれからも頑張って書いていきます! (2018年7月22日 21時) (レス) id: 38a6d50887 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使ルビィ - はるかさん、ありがとうございます。了解しました。 (2018年4月22日 21時) (レス) id: 38a6d50887 (このIDを非表示/違反報告)
はるか - リクエストなんてすが、まどマギとパズクロでハロウィンお願いします! (2018年4月22日 19時) (レス) id: 02400200e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミルト* | 作者ホームページ:
作成日時:2018年3月22日 23時