第39話 ページ41
おそ松side
俺は今、もう一人の自分と向き合っている。
支度や色々なことに時間を使ってしまい、すでに懐中時計の針は3を指している。
今回の目的は弟たちを連れて、一旦松野家に帰ることだ。
ル「…殺す。」
お「わりぃけど、俺はニセモノに負けるほど柔じゃねぇんだわ。」
俺は後ろで怯えている弟たちをジッと見た。
カラ松は今だ目を覚ましていない。
ごめんな、カラ松。
でも、よく頑張ったな。
もう安心しろよ。
俺は心の中でそう呟くと、持ってきたナイフをルイに向けた。
お「俺はお前を殺す気はない。…ただ、弟たちに手ぇ出したら無事じゃ済まねぇぞ?」
ル「ハッw大口叩けるのも今のうちだよ。」
ルイもナイフを取り出すと一気に距離を詰めてきた。
自分自身に勝てるとは思えないからこそ、俺はここでデカパン製品を使う!
うん、ズルいかもな…。(--;)
お「ジャジャーーン!くらえ、睡眠スプレー!!」
ル「!?な、、」
ルイはすんなり睡眠スプレーを浴びて眠った。
前から俺って気体類苦手だもんなぁ…。(;A´▽`A
チ「お、おそ松…兄さん?」
お「!久しぶり、チョロ松!!」
一「おい、おそ松兄さん!いいから何でこんなことになったのか説明しろ!!」
怒りからか苛ついた様子の一松は俺を睨んできた。
お「取り合えず、松野家へ一旦戻るぞ。そこでまた説明する。」
全員一致で一旦松野家へ戻ることにした。
気絶しているカラ松は俺が背負ったが、その体は酷く軽かった。
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千陽(プロフ) - 七瀬彩七さん» 七瀬彩七様→応援ありがとうございます!!他の作品もよろしくお願いします!m(__)m (2018年1月3日 23時) (レス) id: c425a80858 (このIDを非表示/違反報告)
七瀬彩七(プロフ) - 面白いです。更新頑張って下さい。応援します。 (2018年1月3日 11時) (携帯から) (レス) id: 9eede2b342 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:千陽 | 作成日時:2017年8月28日 13時