第38話 ページ40
ルイside
俺が青い服の奴を刺し、部屋に戻るとアイツはいなかった。
不思議に思い、部屋中を見回して見るが、何処にも居ない。
ま、居ない方が良いんだがな。
俺はそう適当に自分で解釈すると、仕事用のパソコンを立ち上げた。
***
チョロ松side
カラ松は気絶して倒れたまま目を覚まさない。
以前として、僕らの間にはおそ松兄さんという単語はなかった。
ただ、アイツが嫌っていた長男と言う言葉を口にしていた。
チ「ッ……あの長男。何処行ってんだよ!!」
一「長男だって胸張ってた癖に…。こんな重要な時にいなくって…、何が長男だ。」
お「えぇ〜?俺意外とお前らのお兄ちゃんしてるよ〜?」
は、、、、?
この場にするはずのない声がして、急いで振り返ると、そこにはヘラヘラと笑った長男がいた。
チ「な、、、、んで、、」
お「ちょっ、何でそんなお化け見たみたいな顔してんのw…ま、あながち間違っちゃいねぇけどよ。」
長男は僕たちに何も説明しなかった。
しかし、何故だか無茶なことをしようとしているのは分かる。
それは寂しそうに細めている目に込められていた。
チ「ね、ねぇ、、、何しようとしてるn(ル「お前!!な、何でここに!?」あっ、、、」
リビングに戻ってきたルイさんが口をわなわなさせて叫んだ。
お「よぉ…、ニセモノさん?」
ル「ッ…うるせぇーよ!!」
心なしか、ルイさんが動揺しているように見える。
まるで我らが長男を恐れているかのように。
……あれ?
確かルイさんって、、、、おそ松兄さんの人格の一つだったはず…。
なら、目の前にいる長男。
または、対峙するように立っている殺し屋。
どっちが本物の松野おそ松だ…?
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千陽(プロフ) - 七瀬彩七さん» 七瀬彩七様→応援ありがとうございます!!他の作品もよろしくお願いします!m(__)m (2018年1月3日 23時) (レス) id: c425a80858 (このIDを非表示/違反報告)
七瀬彩七(プロフ) - 面白いです。更新頑張って下さい。応援します。 (2018年1月3日 11時) (携帯から) (レス) id: 9eede2b342 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:千陽 | 作成日時:2017年8月28日 13時