第18話 ページ20
おそ松side
俺はパチに行くふりをして静かな路地裏に入った。
そこでイヤホンをすると弟たちの秘密の会議の音声が聞こえた。
ちなみに、家のあちこちに盗聴機は仕掛けてある。
へぇ〜!!
お兄ちゃんに隠れて面白そうなことやってんじゃん!!
ってか、やっぱりあの機械は全員で仕組んだやつか〜…
あと、トド松。
あいつは情報屋だな。
俺と一緒で携帯2台持ちだったし、携帯スッて中見たら、案の定裏世界の奴らの情報でぎっしりだったもんな〜。
それに俺の情報もしっかりマークされてたし。
それよりもトド松さんよ。
もっと警戒しといて下さいな…(-_-;)
俺は今後予定された計画を録音しながら聞き終えると、引っ越しのため不動産へ向かった。
***
《不動産》
店員「此方の物件などはいかがでしょう?」
お「う〜ん…」
今は不動産でマンションを見極め中。
お「出来るだけ高さが高いマンションで、風呂とトイレは別れていて、あと……窓が少ない部屋ってありますか?」
店員「窓が少ない部屋ですか?…少々お待ち下さい。」
風呂とトイレは別れてた方が血を洗いやすいし、窓が少ないと数ヶ所カーテン閉めるだけでナイフの手入れをしやすくなるからね。
店員「お待たせしました。此方の物件などはいかがでしょう?少しお高いんですが…」
お「おっ!良いね。うん、ここにするよ。」
店員「何階が良いでしょうか?」
お「う〜ん…!!……ここの最上階って一部屋だけ?」
店員「はい。最上階は一部屋しかございません。元々、他の住民の方と会いたくないというご希望から作られた部屋だそうです。」
お「ふーん…じゃあこの部屋で。」
店員「分かりました。では、お手続きの方を。」
お「はい。」
こうして俺の引っ越しの準備が完了した。
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千陽(プロフ) - 七瀬彩七さん» 七瀬彩七様→応援ありがとうございます!!他の作品もよろしくお願いします!m(__)m (2018年1月3日 23時) (レス) id: c425a80858 (このIDを非表示/違反報告)
七瀬彩七(プロフ) - 面白いです。更新頑張って下さい。応援します。 (2018年1月3日 11時) (携帯から) (レス) id: 9eede2b342 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:千陽 | 作成日時:2017年8月28日 13時