美食家と隻眼ぐーる【東京喰種】

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ｺﾂｺﾂと一定のリズムを刻みながら歩く月山習はある場所へ向かっていた…………

〜〜〜〜〜〜〜〜〜
A「月山さん、3月3日の夜12時にあんていくに来てくれませんか」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
Aさんからの誘いを断るハズもなくあんていくのドアの前に立った。


時計の針が完全に重なるまであと………………………………
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ｶﾗﾝｶﾗﾝ〜♪



「「「Happybirthday!!!」」」



ﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯとクラッカーがはじけ、頭の整理がつかないうちにﾘﾄﾙﾚﾃﾞｨが僕の手を引く。



ﾋﾅﾐ「月山さん、お誕生日おめでとう!!!」

錦「ｸｿみてぇだけど今日だけは祝ってやるよ←」


芳村「誕生日おめでとう」



口々に伝えられるお祝いの言葉が僕の誕生日を伝える。



月山「覚えてくれていたとは………」


ﾄｰｶ「逆に忘れたらすげーよ」


A「ケーキもありますから、今日は楽しんで下さいね」

Aさんが言うとﾘﾄﾙﾚﾃﾞｨがケーキを運んで来た。


ｶﾈｷ「じゃあ、電気消しますよ」


真っ暗な闇に蝋燭の火だけが揺れていた。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜
月山「はぁ〜ｶﾈｷくぅんとAさぁんからプレゼントを貰えるなんて…僕はｯｯ!!今ｯ!!veryveryhappyな気分だよｯｯ!!!」


いつもの様に身体をよじらせて変なポーズをする月山さん。

因みにｶﾈｷくんは本、私は綺麗なコーヒーカップをあげた。ﾄｰｶちゃんはウサギのストラップ、ﾋﾅﾐちゃんは月山さんの絵で錦先輩はお花、店長は1日コーヒー無料券だ。


錦「俺達のは嬉しくねーのかよ」


月山「Non!君達にも感謝しているよ、今日はexcellentなpartyをありがとう」


錦「ぉ…おう…」


ﾄｰｶ「てゆーかﾋﾅﾐ寝ちゃってるし」


ｺｸｺｸと首を上下に揺らすﾋﾅﾐちゃん。


芳村「そろそろお開きにしようか」


店長の一言で片付けに動き出す。

ｶﾈｷ「ﾋﾅﾐちゃん運んで来ます、月山さんお疲れ様でした」


月山「ｶﾈｷくぅぅ〜ん、また来るよー!Aさん、では帰ろう」


A「はい、皆さんお疲れ様でした」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜誕生日なので珍しく並んで歩く。隣にはプレゼントで一杯の月山さん。
私の家まで送ってくれるなんてやっぱり紳士だ。




お誕生日おめでとう月山さん−−−

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