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上井大学にて
…………どうしてこうなった⁉︎
時は数時間前に遡る。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『ねぇ、今度できた駅前のスイーツのお店めっちゃ美味しいんだって!』
そう嬉々として語るのは上井大学にてAと親しい友人だった。
A「へぇ〜、じゃあ今度行こっか」
たわいのない会話をしながら学内を歩く。Aが唯一月山に会うことを心配しなくていい時間だった。
そう今までは。
月山「Aさぁ〜ん!」
なのになのに……ど う し て こ こ に い る の⁉︎
『知り合い⁇』
A「あはは……ちょっとね…」
クルリと後ろを向いて月山さんを睨む。
だが月山さんは全く気にしない。
月山「僕は月山習初めまして、美しいマドモアゼル…」
それどころか友人の手をとる余裕っぷりだ。
『初めましてAの友人です。失礼ですが月山さんはAとどういったご関係で?』
A「月山さんはバイト先の常連で「僕とAさんはお互いの家に行きあう仲だよ」
『え?そうなんですか!』
ちょっと何言ってんのこの変態?!
確かに月山さん家行ったし、ほぼ毎日私の家来るけど不法侵入でしょ?!!
…………………なんて言えるはずもなく
A「月山さんとは本の話をしたり、一緒にトレーニングしたりするだけだから!」
『トレーニング?』
友人が訝しげに見る。
しまった!必死に否定し過ぎてトレーニングとか…まさかッ喰種だってバレた…?月山さんにフォローを求める視線を送る。
月山「そうだね…このあいだは僕がAさんに馬乗りになっ「キャーーッ!!!『Aどうしたの?!』
私の叫びに驚いた周りの人達がこちらを向く。
自分のした事に気付き羞恥に顔が赤くなり体温の上昇を感じた。
A「〜〜〜ッッ!!」
空気に耐えられずその場を飛び出した。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
次の日
『A〜!なんで昨日急に帰ったの〜?』
A「ごめんごめん、急用思いだして」
とりあえず謝るとまぁ良いけどさぁ〜と口を尖らせて笑う。
良かった…いつも通りだと安心するとAの耳元に口を寄せて言葉を紡ぐ。
『月山さんから2人のした事色々聞いたよ⁇後で詳しく聞かせてね?』
にっこり笑う彼女の顔は悪魔にしか見えなかった。
私の黒歴史はまだ始まったばかり。
*
もはやプライバシーすらないAさん。
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革ベルト
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リルア(プロフ) - 月山さぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!最高です!!! (2016年4月1日 1時) (レス) id: 72bc088639 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ(プロフ) - 雀さん» このCPなら月山さんの変態的な妄想が止まらないことでしょうwwそしてコメありがとうございます!更新も変態な月山さんと頑張りますww (2015年4月12日 19時) (レス) id: cac0fc21be (このIDを非表示/違反報告)
雀(プロフ) - あ、いい!!金木と夢主のCPに萌えて僕も混ぜてって言うこの絶妙な関係良い!!!更新頑張ってください!! (2015年4月12日 19時) (レス) id: e5f84e9bd4 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ(プロフ) - 赤司さん» ありがとうございます(^ω^)もはや私の中で月山さん=変態ですww (2015年4月12日 17時) (レス) id: cac0fc21be (このIDを非表示/違反報告)
赤司(プロフ) - 変態度が最高ッスね((((((鼻血( `・∀・´)b (2015年4月11日 15時) (レス) id: a60b79e542 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルカ | 作成日時:2015年2月26日 23時