[リボーン] 十六夜の巫女８

$189$ ページ4

｢Aにこれを渡そうと思ってな｣

リボーンさんに渡されたのは
小さなフレール型のチャーム

｢ありがとうございます！｣

さっそく
懐中時計の鎖に付けようと
考えていますと

｢A、そのチャームを本物のフレールだと思って持ってみろ｣

えっ？
私は手のひらにある
フレール型のチャームをしばらく見つめ

リボーンさんがおっしゃられたように
普通サイズのフレールを思い浮かべてみました

すると
チャームは大きさを変えて
私が思い浮かべた
普通サイズのフレールになっていました

｢驚いたか？｣

リボーンさんはニヤニヤと
楽しげに笑われています

｢はい、とても…｣

流石リボーンの世界ですね

｢そいつには
レオンの一部を混ぜたんだ
それで
武器チューナーのジャンニーイチに依頼してたんだぞ｣

リボーンさんはどこか
誇らしげにしながらレオンさんを撫でました

｢ジャンニーニーが届けてくれたから
予定より早く手に入っただぞ
ついでにこいつもな｣

リボーンさんは私に向かって何かを投げました

えっと…爆弾!?

私は反射的に目を閉じました
ドガァン
と音がしましたが
痛みはなく

煙り玉…？

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