第26話 ページ17
「ありがとう瀬名。たすかった。」
その後、なんやかんやで家の前までおくってもらった。面倒見がいいのがこういうとこで出るよなぁなんて思いながらお礼を伝える。
「お礼にお茶でもだすが、あがってくか?」
「遠慮しとく。」
すぱっと断られてしまった。まぁそんな気はしていたが。
「ねぇ、あんたさ」
「ん?」
「戻る気は、ないの?」
いつもよりも真剣な顔つきかつ声色だった。
まるであの頃の瀬名のようだなんて思う。
「どうだろうな」
「はぐらかさないで答えなよ。」
「もう私は戻れない。そこは私が戻っていいところじゃないだろ」
あっそっと軽く吐いて別れの言葉も告げず瀬名は帰っていった。
今の私の居場所はUNDEADだ。
彼の隣でもなければあの人たちの仲間でもない。
だってそれは私が切り捨てたんだから。
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りぃ楼(プロフ) - 藍猫さん» コメントありがとうございます!GOSICKとあんスタというなんでその2つ?みたいな作品なので両方好きな方にそう思っていただけて本当に感謝と喜びしかないです!気ままな更新で本当に申し訳ないですが頑張って書いていきますので引き続きよろしくお願い致します! (2018年3月25日 18時) (レス) id: 3c76628835 (このIDを非表示/違反報告)
藍猫 - とても面白くです!ちなみに、私もGOSICK好きです!!GOSICK要素が含まれている占ツク作品はとても少ないので私の大好きなあんスタの夢小説に盛り込まれていることに感動しております!!これからも頑張ってください!! (2018年3月22日 18時) (レス) id: a7ecc16dd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りぃ楼 | 作成日時:2016年7月19日 20時