スペシャルストーリー18 【乙狩 アドニス】 リクエスト ページ43
アドニスside
薫「Aちゃん、このあとデートしない？」
貴「しません。早くレッスン始めますよ」
晃「おい、俺様のギターはどこ行ったんだよ
！」
貴「知らないよ」
零「嬢ちゃんや、ちょいと寝かせてくれんかのぅ」
貴「起こすの大変なんですから寝ないで下さい！あーもう、いつまで経ってもレッスン始められない！！」
UNDEADのレッスンを開始する時、いつもAはメンバーに振り回されて大変そうだ
結局その日、レッスンが開始されたのは予定より30分も過ぎてからだった
⚫ ⚫ ⚫
貴「疲れた…」
ア「お疲れ、A」
貴「もうUNDEADのプロデュースしたくない…」
ア「…そうか」
貴「……でも、アドニスがいるからUNDEADのプロデュースは辞められないな」
ア「…！」
貴「ん？どうしたの？帰ろ？」
ア「…あぁ」
先程の言葉を聞いて、胸が温かくなったのは内緒にしておこう
⚫ ⚫ ⚫
人が少ないホームから、俺達は同じ電車に乗った
貴「相変わらず、この電車って人いないよね」
ア「そうだな」
貴「ま、静かで寝るのに最適だけど。着いたら起こしてね！」
ア「あぁ」
そう言って、Aは目を閉じた
……Aが寝て、どれぐらい経ったのだろうか
夕日に反射してキラキラ光る海を見ていたら、ふいに何かが肩に乗った
驚いて右を向くと、そこにはAの頭があった
ア「…お疲れ様、いつもありがとう」
自然と出てきた、労いと感謝の言葉
UNDEADのプロデュースは大変だと言うものの、いつも遅刻せずに来てちゃんとプロデュースしてくれる
本当に、Aには感謝しているのだ
すると、Aの頭がゆっくり動いて俺の方を見た
ア「起きていたのか…？」
貴「ん……いつもありがとうは、こっちのセリフだよ」
ア「…？」
貴「アドニスがいるから、私はプロデュース頑張れるんだよ。いつもありがとう。大好きだよ」
ア「…あぁ、俺もだ」
貴「''俺もだ''じゃなくて？」
ア「い、言わせる気か…？」
貴「うん！」
ア「…俺も、Aが大好きだ」
貴「よく出来ましたー」
ア「！」
くしゃくしゃと俺の前髪を撫で回すA
いつの間にか、Aはにこっと笑っていた
貴「明日もUNDEADのプロデュース、頑張るね！」
ア「あぁ……そうだ」
貴「ん？……？！////」
Aの前髪を上げ、おでこにキスをする
ア「明日も頑張れるように、おまじないだ…////」
貴「っ〜…////」
静かな電車内
乗客は、赤面した高校生二人だけだった
作者から→←スペシャルストーリー17 月永レオ 【リクエスト】
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 100人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
猫愛りあ - 凛月可愛過ぎるだろ貴様！！！！！！ (12月20日 8時) (
レス) @page5 id: 02dbe6c294 (このIDを非表示/違反報告)
如月マロン(プロフ) - メグさん» ありがとうございます！続編でもまたコラボを考えますね！気に入って頂けたようで良かったです！ (2016年7月18日 10時) (レス) id: 8a8ae8c313 (このIDを非表示/違反報告)
メグ(プロフ) - ラブライブ！大好きなので嬉しかったです！にこにー推しなのでスッバスッバス〜は笑いました(笑)これからも頑張って下さい！応援してます！ (2016年7月17日 23時) (レス) id: e457b5e4fe (このIDを非表示/違反報告)
如月マロン(プロフ) - 眉無さん» コメントありがとうございます！久しぶりに、甘いのを書きたくなったので書いてみました！これからもキュンキュンさせられるように頑張ります！ (2016年7月16日 16時) (レス) id: 8a8ae8c313 (このIDを非表示/違反報告)
眉無(プロフ) - みかくんにキュン死しそうです… (2016年7月16日 16時) (レス) id: 5ceb00af48 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：如月マロン | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/tukaritu722/?fcnew=1
作成日時：2016年3月12日 17時
